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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

僕の元気の秘訣は、少年の気持ちを持ち続けること

第19回…鉄道少年に逆戻り! 楽しい仕事があるからストレスフリー

 石原良純

テレビ界きっての多趣味人で、博識の石原良純さん。50代で人生により磨きをかける日々の中で感じている、カラダのこと、天気のこと、そしてニッポンのこと。何事も前向きに生きれば、日々是好転! テレビのロケで、グランドオープン前の『京都鉄道博物館』を訪れた石原さん。鉄道好きの石原さんは、撮影のカメラが止まっている間は、独りであっちへウロウロ、こっちへウロウロ。オープン前の博物館を堪能しました。

『京都鉄道博物館』が4月29日にグランドオープン

4月末にグランドオープンする『京都鉄道博物館』のエントランスに並ぶ三両。右から489形、581形、500系新幹線
[画像のクリックで拡大表示]

 4月29日に、グランドオープンする『京都鉄道博物館』のエントランスには、ピカピカに磨き上げられて、ヘッドライトから凛と光を放つ三両の車両が並ぶ。

 489形『雷鳥』は、国鉄時代を代表するボンネット形特急電車。

 僕が子供の頃の旅は、上野駅でクリーム色に赤いストライプ、いわゆる国鉄色の特急列車に乗り込むところから始まった。『あさま』は、横川駅から電気機関車に押してもらい、碓氷峠を登り切る。軽井沢の街は、酷暑の都会とは別天地だった。

 『とき』は、まさしく国境の長いトンネルを越えると雪国へ運んでくれた。清水トンネルを抜けた途端、バッと光が煌めき白銀の世界が窓の外に広がる。線路際の雪の壁は、防音材の役目を果たす。カタン、コトンと車輪が鉄路をきざむ音だけが、小さく聞こえた。

 『白山』『いなほ』『ひばり』『あいづ』……ボンネット形特急は、思い出いっぱいの楽しい所へいつも僕を連れて行ってくれた。

憧れだった581形寝台列車

 クリーム色に青いストライプのちょっといかつい感じの581形は、世界初の座席、寝台共用電車。

 まだ、新幹線も、航空路網も、高速自動車道網も、整備されていなかった時代。日本の高度成長期の人の流れを支えていたのは国鉄の特急列車だ。行きは夜駆けの寝台列車として走り、帰りは寝台席を座席に戻し特急列車として人を運ぶ。昼も夜も列車を留置線で遊ばせることなく、効率的に運用するために生まれた世界初の昼夜兼用列車だ。

 僕は、北海道へ向かう折、上野―青森間で581形を利用した。東京から西へ向かうブルートレインが花形ならば、上野から北へ向かう581形寝台列車もまた子供らの憧れだった。

 上野駅で乗り込んだ常磐線経由の『ゆうづる』は、すでに三段寝台がセッティングされていた。ジャンケンポンで勝利した僕は、寝台料金が一番高い下段を選んだ。しかし、どうせ寝台列車を楽しむならば、狭くても中段や上段で列車の揺れを楽しむべきだった、と遠いあの日を今も後悔している。

 帰路の東北線経由『はくつる』は、北関東で朝を迎える。車掌さんがやって来て、ドッタン、バッタンと手際よく、三段寝台を四人掛けの対面シートに仕切り直してくれた。座席になっても乗り心地良いのが581形。寝台列車の旅を満喫した。

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