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石原良純の「日々是好転!ときどきカラダ予報」

コロナで一変した日常 運動・睡眠の時間が増加

第79回 初めて実感した冬の陽の光のありがたさ

 石原良純

家での時間が増え、気付いたこと

 地方へ出かけないから、仕事がある日でも午前中は大概家にいる。そこで改めて気が付いた、太陽の光のなんと暖かいことか

 冷え込んだ朝でも、冬晴れの空に太陽が低く昇ると、オレンジ色の朝陽が部屋の奥深くまで差し込んでくる。初めは眩(まぶ)しいだけの光だが徐々に熱量を増してゆく。

 『モーニングショー』の羽鳥さんとコーヒーカップ片手にソファの上でサヨナラする頃には、暖房いらずの部屋になっている。

 窓際のソファが我が家の特等席であることにも気が付いた。寝転んでいると頬が陽の光で火照(ほて)ってくる。真冬でも、そんな時は少し窓を開けて冷たい空気を引き入れる。こんな自宅で過ごす冬の時間も、コロナの冬に初めて知った。

 冬の陽の光のありがたさを最も感じるのが、家から走り出た街角でのこと。我が家の辺りは、ほぼ東西南北に区画されているようだ。小さな十字路に立つと、一方の道には燦々(さんさん)と太陽の光が降り注ぎ黄金色に輝いて見える。それと直角に交差する道は、家並みに遮られ陽の光が当たらない。寒々と冷えた灰色の道が真っ直ぐに延びる。

日なたを走るか、日陰を走るかで、自然と走るピッチも変わってくる

 黄金色の道に駆け出せば、陽の光に優しく包まれて凍えた体がすぐに温まる。灰色の道を進むと、ウエア越しに冬の冷気が肌を刺す。少しでも早く次の日なたにたどり着こうと、自然にピッチが上がってくる。実際、寒い朝の方が自己計測のタイムが断然、上がってくるものだ。

 何年か前に大雪が積もった時のことを思い出す。南北に延びる道の雪はどんどん解けたのに、東西の道に積もった雪は何日たっても解けずに凍り付いていた。これもすべて、太陽のおかげだったわけだ。

 このところ、季節外れの暖かい日が多い。冬がマラソンシーズンではあるが、寒さが緩むこれからが、僕ら素人ランナーにとってはトップシーズンだ。そんな僕に、強力な助っ人が現れた。

 ナイキの厚底シューズ。

ランナーである僕にとっての強力な助っ人、ナイキの厚底シューズ

 ちょっとブームに乗り遅れなどと言うものではない。友人からの大切なプレゼントなのだ。あの一世を風靡(ふうび)したオレンジ色ではないが、目映(まばゆ)いピンクの蛍光色。ソールが反り上がったトップと同様、刃物のように切れ上がったテイルが特徴的だ。

 さてと、街に出るか。いえ、厚底靴はちゃんと柔軟体操してからでないと履きこなせない。

 僕はウオーミングアップを怠りなく春の街へ走り出す。

石原良純(いしはら よしずみ)
俳優・気象予報士
石原良純(いしはら よしずみ) 1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。慶応義塾大学経済学部卒。テレビ、舞台、映画など幅広く活躍。趣味はマラソン。自宅から10キロ先の所属事務所まで走って通うことも。

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