テレビ界きっての多趣味人で、博識の石原良純さん。50代で人生により磨きをかける日々の中で感じている、カラダのこと、天気のこと、そしてニッポンのこと。前向きに生きれば、日々是好転! 正月に計画していたスキー旅行が、長女・舞子の骨折によって、あえなく断念することになったが、それでも北へ向けて旅立った。冬の北海道は最高なのだ。
スキー旅行は断念、それでも北へ向った
昨年十二月、長女・舞子の思いも寄らぬ骨折騒ぎ(「親娘そろって…何かと“骨が折れる”石原家」)。正月休みのスキー旅行を断念した我が家は、それでも北へ向った。北海道に狙いを定めたのは、帰省客がピークを迎える一月四日の羽田着の飛行機で、唯一、空席があったのが千歳発便だったから。
往復の足の目星が付いたなら、三泊四日の行程を考える。初日は、札幌の奥座敷、定山渓温泉。お正月は、温泉にゆっくりつかって、クイッと日本酒を飲まなければ。それに定山渓グランドホテルには巨大温泉プールもあるから、足を引きずる舞子のリハビリにもなる。
二日目は、小樽へ移動。港町の雪景色を楽しんで『石原裕次郎記念館』にも顔を出そう。
三日目は、札幌都心へ移動の後、元気な長男・良将と僕は、三浦雄一郎先生を頼って近郊のテイネスキー場へ。奥さんと舞子は、映画を観るなり買い物を楽しむなり、北の大都市を楽しめばよい。
すぐさま旅程を構成できるのが、地理オタクたる僕の由縁。そんじょそこらのツアーコンダクターより、よほど頼りになる。
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