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草野仁の「苔(コケ)ない男」

毎日1時間の運動で「健康寿命」を延ばす!

「最後まで元気でやってたよね」と言われたい

 草野 仁

NHKに入社してスポーツ専門アナウンサーに

 大学を卒業したのが1967年。その3年前に開催された東京オリンピックのおかげで、白黒テレビが爆発的に普及した時代です。日常生活におけるテレビの影響も、急速に高まってきました。そこで、「これからはテレビの時代だ。テレビの世界に行ってみよう」と決心したのです。

「年を取ったことを理由に生活のペースを落すと、かえって老化を進めると思っています」
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 NHKには報道記者の志望を出したのですが、当時のNHKの方針でアナウンサーとして採用。鹿児島放送局勤務となりました。ところが、そこで目の当たりにしたのは、アナウンサーはどこまで行っても”回し役”ということ。つまり、どんなにアナウンサーが専門的な知識を持っていても、解説をするのは東京から来た専門家であって、アナウンサーはあくまでも番組を進行させる受動的な立場に過ぎないのです。

 そこで、私は考えました。

 「アナウンサーであっても、能動的に活躍できる分野はないのだろうか?」

 そうして思いついたのが、学生時代からなじんでいたスポーツです。まずは高校野球の地方予選から始めて、「スポーツのアナウンスを極めて東京に戻ろう」という戦略を立てたわけです。

 結局、これが功を奏して、スポーツ専門アナとして認められ、福岡、大阪を経て、都合10年目に東京に帰還しました。

「病は気から」を地でいった福岡での体験

 実は、その間、私の”頑丈神話”を揺るがす一大事件が起きています。

 それまで病気一つしない丈夫な体が自慢だったのですが、福岡勤務時代に体に異常をきたしたことが1回だけあったのです。福岡時代はずっと局内では最年少でしたから、ずっと気を遣っていたのだと思います。先輩へのお茶入れも下っぱの私の仕事。おかけで、今でもおいしいお茶を入れるのは得意です。

 それはさておき、ある日、会議中に急に胸が苦しくなってきました。「これは尋常じゃない」と直感して、その日の夜9時ごろ、既に閉まっている内科病院の門を叩いて、強引に診てもらったのです。県の医師会副会長という要職にある医師でした。

 ところが、あれこれと診察した結果「なんでもないよ」とひと言。そんなバカなことはないと、翌日になるとクリニックをあちこちはしごしましたが、どの医師も「異常なし」と言うばかり。

 でも、おかしいではありませんか。実際に胸が苦しいんです。症状があるのだから、どこかに異常があるはずです。その時は「そんなことがわからないなんて、やぶ医者どもめ!」と、私は心の中で罵ったものでした。

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