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草野仁の「苔(コケ)ない男」

草野仁、「脱・睡眠の悩み」のための4カ条

第12回 枕、パジャマ…、快眠を得るためにはモノ選びも重要

 草野 仁

クイズ番組や健康バラエティー番組の司会を中心に、今も第一線で活躍するキャスターの草野仁さん。70代を迎えてますます輝きを増す秘密はどこに隠されているのだろうか。いつまでも“苔(コケ)ない男”であり続ける、草野流のスーパーエイジング術。今回のテーマは「睡眠」。昔は睡眠で悩んだこともある草野さんだが、最近は毎日ぐっすり眠れているのだそう。さて、草野式快眠4カ条とは?

 なかなか寝つけない、眠りが浅いなど、睡眠にお悩みを持っている方は数多くいらっしゃるようです。私も以前は、そうした悩みを持っていたこともありましたが、現在ではすっかり解決。いくつかの工夫をすることで、快眠を手に入れることができました。

 今回は、草野式快眠4カ条を紹介しましょう。

第1条 「枕にこだわる」~体と頭の角度が15度になるのが理想的

 快眠の第1のポイントは「枕」です。枕は高すぎても低すぎても、質のよい睡眠はとれません。では、どういう枕がよいのでしょうか。

こちらが愛用の枕。無理なく寝返りを打てるようになっている。

 この答えを教えてくださったのが、以前、私が司会をしている番組に出演した整形外科医の山田朱織先生です。お父様の代から親子2代にわたって枕と睡眠の研究を重ねてきた方です。

 山田先生によると、よい枕の高さというのは、仰向けに寝たときに喉や首筋に圧迫感がなく、後頭部から肩にかけて力が抜けている状態になる高さとのこと。具体的にいうと、体に対して頭と首が15度の角度になっているのが理想的なのだそうです。

 山田先生とは、今年になってから仕事で再びご縁があって、先生が推薦する枕を私も作っていただくことになりました。もちろん、15度が理想的な角度とはいっても、人によって体型も寝相も頭の重さも違います。購入前に測定をしてもらい、オーダーメイドに近い枕を調整していただいたのです。

 そうして出来上がった枕を使って数カ月になりますが、明らかに寝付きもよくなり、以前よりもぐっすり眠れるようになりました。これは私だけでなく、私と一緒に枕を作った妻や仕事仲間のほとんども同じような感想を口にしています。

無理なく寝返りを打てることがポイント

 では、なぜ枕の高さが重要なのでしょうか。山田先生によれば、寝返りと深い関係があるというのです。

 枕の高さが合っていると、力を入れなくてもスムーズに寝返りが打てます。ところが、枕の高さが合っていないと、腰を中心に余計な力がかかってしまい、「よっこらしょ」といった感じで寝返りを打たねばならず、体に負担をかけてしまうのです。朝起きて、首が痛い、肩や腰がだるいという人は、枕が合っていないのかもしれません。

 もちろん、枕を買うのに、いちいち測定をしてもらうのは大変だという方も多いでしょう。それでも、15度という角度を頭に入れて選ぶだけで、ずいぶん違いがあるのではないかと思います。

 そして、枕で大切なことが、もう一つ。それは…。

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