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草野仁の「苔(コケ)ない男」

根強く残る「草野仁カツラ説」の真偽

第10回  目、歯、頭髪に関する衝撃(?)の事実をお話しします

 草野 仁

生まれてこのかた虫歯の痛みは未経験

 目と同様に、歯の働きも高齢者のQOLに大きく関係しています。食べ物をしっかり噛んで食べることは人間の本能的な行為ですから、歯が衰えてうまく噛めなくなれば、老化が進む原因になることは不思議ではありません。

 事実、自分の歯にせよ入れ歯にせよ、きちんと噛んで食べられる人は認知症の進行が遅いという研究もあるほどです。

 私はといえば、歯は生まれつき丈夫です。みなさんには驚かれるのですが、これまで虫歯になったことがありません。親知らずを抜いたことはありますが、虫歯の痛みというのを経験したことがないのです。

歯も生まれつき丈夫だが、“ゴシゴシ磨き”のせいで歯科医のお世話になったことはある。
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 誰かが書いた文章に、「虫歯の痛みを知らないような人間は、人間として未熟だ」と断じた一節がありましたが、それでいくと私などは古希を過ぎてなお未熟な人間なのかもしれませんね。

 ただ、人さまの前に出る仕事ですから、歯をきれいに保つ必要はあります。そのために、知り合いの歯科医のところで3カ月に1回、ホワイトニングを受けています。

 一般の方も、虫歯や歯周病の進行を防ぐために、かかりつけの歯科医をつくり、痛みがなくても定期的に診察してもらうことをお薦めします。

筋トレで鍛えた腕で歯を磨いていたら……

 中高年にとって、虫歯はもちろん、歯周病はとくにQOLに直結する大きな問題です。歯周病菌が持つ毒素は全身に影響して、さまざまな病気、特に心筋梗塞の原因の一つになるということがわかってきました。まさに、歯の不具合は体の一部分だけの問題ではなく、体全体にかかわることなのです。そう考えると、さきほどの眼科医と同様、歯科医についてもまた優れた先生に診てもらうべきだと実感します。

 さて、ここまでの人生で虫歯知らずの私でしたが、しばらく前に「水が歯にしみる」という人生初の体験をしてしまいました。いよいよ虫歯かなと覚悟して歯科医に相談すると、こう言われてしまいました。

「草野さん、いったいどんな磨き方をしているんですか?」

 どうやら、筋トレで鍛えた腕でゴシゴシと力を入れて磨いたのがよくなかったようです。歯の表面のエナメル質が傷ついて、知覚過敏になってしまったのです。幸い、このときは簡単な治療で痛みを抑えることができました。

 同時に、正しい磨き方を教えていただき、それ以後は不都合なく過ごしています。歯を磨くのは朝晩の1日2回。ただ、仕事が忙しくて寝る前の歯磨きをサボってしまうことがときどきあって反省しています。

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