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草野仁の「苔(コケ)ない男」

根強く残る「草野仁カツラ説」の真偽

第10回  目、歯、頭髪に関する衝撃(?)の事実をお話しします

 草野 仁

根強く残る「草野仁カツラ説」の真偽は

 目、歯…、と来たので、毛髪の話もしておきましょう。以前、「草野仁カツラ説」という噂がネット上で広まったことがあります。カツラでないことは、ある番組のなかで元TBSアナウンサーの小島慶子さんが私の髪をグイと引っ張り、テレビカメラの前で証明してくれました。

 それでも、いまだにネット情報で「カツラ説」が根強く残っているのは、70歳にしてはふさふさなのが不自然に見えるからでしょう。光栄といえば光栄なことです。

頭髪は長年、同じヘアメイクさんに担当してもらっている。
[画像のクリックで拡大表示]

 もっとも、ふさふさして見えるのは、少なくなった髪をヘアメイクさんが上手にまとめてくださっているからです。ただ、そのパターンがいつも同じなのと、軽く染めてもらっていることでカツラだと思われるのかもしれません。

 この年まで髪を残すことができた理由は、髪を清潔に保ったからではないかと思います。毎日1回は必ず頭を洗っています。洗いすぎはかえってよくないという人もいますが、私の場合、仕事がら頭髪を整髪料で固めていますので、それをこまめに落としたほうがいいと考えているからです。

スキンヘッドの司会者が、テレビから「ふしぎ発見!」?

 そもそも私の髪の毛は、髪質が柔らかくて細い、いわゆる猫っ毛です。高校時代にリーゼントに挑戦したものの断念したつらい思い出は、このコラムの第8回「中高年のための草野仁流ファッション考」で告白したとおりです。そんな髪質ですから、若いときから「将来ヤバいぞ」と周囲に言われていましたし、私もそうかなと思っていました。

 特に 、私が大阪放送局にいた30代のころ、先輩の男性アナが、座っていた私の頭をまじまじと上から眺めて、「草野さん、ヤバいよ。これは薄くなるぞ!」と叫んだのは記憶に残っています。

 当時の私が考えていたのは、40歳になる前に毛髪が乏しくなったらカツラをかぶろうということでした。カメラの前でしゃべるのが仕事ですから、あまり若いときから頭がさみしいのもどうかなと思ったからです。

 一方、40歳を過ぎて薄くなったら、いっそのことスキンヘッドにしてみようかとも考えていました。ですから、スキンヘッドの司会者が、お茶の間に向かって「ふしぎ発見!」と言っていた可能性があったかもしれません。

 ちなみに、さきほどの男性アナの話ですが、当時はふさふさだったその方のほうが先に頭がさみしくなってしまったというオチがついています。

 目、歯、髪…、いろいろな話をしましたが、特に目と歯はQOLに大きく影響するので、ケアを怠らないようにしたいものですね。

(まとめ:二村高史=ライター)

草野 仁(くさの ひとし)
キャスター
草野 仁(くさの ひとし) 1944年2月生まれ。1967年東京大学文学部社会学科卒業後、 NHK入社。鹿児島放送局、福岡局、大阪局を経て、東京アナウンス室へ。主にスポーツ・キャスターとして、五輪中継をはじめ、国内外のスポーツ実況中継を担当。また、「ニュースセンター9時」「ニュースワイド」のキャスターも務めた。1985年に独立しフリーに。以降、テレビやCMなどで活躍中。趣味・スポーツは、「映画鑑賞」「ゴルフ」「カラオケ」「競馬」「剣道(二段)」と多才。

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