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草野仁の「苔(コケ)ない男」

認知症予防に効く「競馬」のススメ

第7回 儲けるためには歴史と数学の予習・復習が欠かせない!

 草野 仁

 つまり、競馬をより楽しむには、“必須科目”である歴史と数学の予習・復習が、絶対に欠かせません。認知症予防に効果があると思うのは、こうした理由からです。

競馬場は、絶好のウォーキングコース

 このように、競馬を楽しむことの精神的なメリットは、いつまでも好奇心と欲得をもっていられること。いうまでもなく、人間として、この2つを失ったら老化のはじまりです。

 一方、肉体的なメリットもあります。競馬をしているととても「歩く」のです。1日12レース、馬の様子を見定めてスタンドとパドックを行き来することで、結構な運動になります。また発売の締切直前には、窓口まで走ることもしばしばあります。

 実際に歩数計をつけて調べてみたところ、1日で5000歩以上も歩いているのです。競馬場の行き帰りも含めれば、優に1万歩に及ぶ立派なウォーキングになります。メタボリックシンドロームの予防にもいいのではないでしょうか。

勝っても負けても楽しめる

 もちろん、競馬で一番うれしいのは、買った馬券が的中したときです。とくに気持ちがいいのは、評判がさして高くない馬をパドックで見て、調子がよさそうだと判断して買った大穴馬券が当たったときです。

 そんなときは、「神が与えた難問を自分だけが解いた!」という晴々とした気分になります。まさに競馬の醍醐味です。本当は、毎週、毎週そうした気持ちになれれば、いうことなしなのですが(笑)。

今や競馬ツウが高じて、有料放送局で冠がついたレギュラー番組を持つまでになった。(写真提供:グリーンチャンネル「草野仁のGate J.プラス」)
[画像のクリックで拡大表示]

 そもそも、勝負は時の運でもあります。競馬は思い通りにならないからこそ、なんだか人の人生みたいでおもしろいのです。「ツキがある」ときには公私ともどもはりきって過ごすことができますし、何だか「運に見放されている」と感じているときには、何事にも用心しておく「戒め」にもなります。

 また、今は見て楽しむだけではなく、かつて憧れでもあった馬主にもなりました。競馬から学んだことは数知れず。こんな素敵な趣味を、やめられるわけがありません。私は一生、競馬を続けていきます。

 いつのか、ダービー馬の馬主になれる日をちょっぴり夢みて…。

(まとめ:二村高史=ライター)

草野 仁(くさの ひとし)
キャスター
草野 仁(くさの ひとし)  1944年2月生まれ。1967年東京大学文学部社会学科卒業後、 NHK入社。鹿児島放送局、福岡局、大阪局を経て、東京アナウンス室へ。主にスポーツ・キャスターとして、五輪中継をはじめ、国内外のスポーツ実況中継を担当。また、「ニュースセンター9時」「ニュースワイド」のキャスターも務めた。1985年に独立しフリーに。以降、テレビやCMなどで活躍中。趣味・スポーツは、「映画鑑賞」「ゴルフ」「カラオケ」「競馬」「剣道(二段)」と多才。

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