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医学博士 大西睦子のそれって本当? 食・医療・健康のナゾ

加工食品は依存症になりやすい!?

精製された砂糖や炭水化物、脂肪の配合が依存性の原因だった

 大西睦子

 食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。この連載では、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などを交えながら、健康や医療に関するさまざまな疑問や話題を、グローバルな視点で解説していきます。
 ポテトチップスなどのスナック菓子を、一気に1袋開けてしまったとか、翌日もまたすごく食べたくなってしまったという経験がはありませんか? こうした加工食品は依存性が高いという研究報告を解説していきます。

ある種の食べ物は依存症を誘発するし、食べ過ぎて肥満の原因になる

 2015年2月18日、科学雑誌「PLoS One」に、米国ミシガン大学の研究者らがどんな食品が依存症になりやすいかという、非常に興味深い研究結果を発表しました。さっそくご紹介しましょう。


 現在も、米国の肥満問題はかなり深刻です。

 太り過ぎや肥満の人口は増え続け、2030年には、85%以上の人が太り過ぎや肥満になるというデータがあるほどです。

 肥満関連の医療費は、現時点で米国の医療費の約10%を占めており、今後15年間でさらに増加し、約15%を占めるようになると予測されています。ただし短期間であれば減量効果が認められても、それが長期にわたって維持できるというような、肥満予防の治療法はほとんどありません。

 なぜ肥満は増えるのでしょうか? 原因として以下の4つが報告されています。

・エネルギー摂取量の増加
・食品が容易に手に入る環境
・飲食店における「1人前サイズ」の増量
・身体活動の低下

 これらに加えて、ある種の食べ物は依存症を誘発するので食べ過ぎることも、肥満の原因とされています。

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