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スゴイカラダ

運動不足の筋肉は“霜降り化”する?

筋肉と脂肪細胞のどちらにでもなれるサテライト細胞

 北村 昌陽=科学・医療ジャーナリスト

 トレーニングなどで筋肉を鍛えると、刺激を受けた筋線維は、もっと強い力を出せるようになろうとする。「するとサテライト細胞が筋線維と融合します。それで筋線維が太くなり、パワーアップするのです」。

図1◎ これが1個の細胞? 巨大サイズの中に無数の核が散らばる
図1◎ これが1個の細胞? 巨大サイズの中に無数の核が散らばる
[画像のクリックで拡大表示]

 一方、なまけている筋肉では筋線維が徐々に細くなり、核の数も減る。と同時に、サテライト細胞に驚くべき変化が起こる。なんと脂肪細胞になってしまうのだ。

 「サテライト細胞は、筋肉と脂肪細胞のどちらにでもなれるのです。ただ、脂肪になるほうのスイッチは通常、抑えられている。でも、筋肉をほとんど動かさないと、そちらのスイッチがオンになってしまうのです」

 こうなると、筋肉の内部に、脂肪細胞が点々と生まれることになる。見事にサシの入った“霜降り筋肉”の出来上がりだ。う~む、牛じゃあるまいし、なんということか…。

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