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スゴイカラダ

腸の中からカラダを変える「腸内細菌」とは?

菌のバランスによって体質が変わることも

 北村 昌陽=科学・医療ジャーナリスト

 菌の食べ物は、腸内を進んでくる消化物。菌ごとに好みが決まっていて、特定の菌はほぼ特定の成分を食べる。その菌の排泄物は別の菌の食べ物になる。その排泄物をまた別の菌が食べ、それをまた次と…いった具合に、1000種の菌は食べ物の連鎖でつながっている。

図2◎ 「君のウンチはボクの好物!」食の連鎖でつながる菌たち
[画像のクリックで拡大表示]

 連鎖の過程で発生する成分の一部が腸から吸収されて、体の健康に影響を与える。良い影響なら「善玉菌」、悪い影響なら「悪玉菌」と呼ばれるわけだ。

 「このほか、“日和見菌”と呼ばれるグループもいます」。日和見菌はその名の通り大勢に流れる性質の一群で、善玉菌が強いときはおとなしいが、悪玉菌が強くなると一緒になって悪さをし始める。数の上では、日和見菌が全体の約7割を占める。「3群の比は善玉2対悪玉1対日和見7ぐらいが理想。そんな状態なら、黄色がかったバナナ状のウンチがつるりと出ます」。

図3◎ 善玉菌が2割いれば日和見菌もおとなしい
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