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中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』

久しぶりの運動でアキレス腱伸ばし、前屈はダメ!?

運動前のウォーミングアップには動的ストレッチを

 中野ジェームズ修一

バレリーナのような柔軟性を目指すのも危険!?

 最後に体の柔軟性について話をしようと思います。

 ストレッチを始めて自身の柔軟性が高まってくると、より柔らかい体に憧れるものです。「バレリーナのように開脚ができるようになりたい」「相撲取りのような股割りができるようになりたい」などと思ったりもするでしょう。

 しかし、柔軟性がありすぎることもまた少し問題です。例えば180度の開脚ができるということは、そのぶん関節が不安定になり、関節自体を傷めやすくなります。関節を支えている筋力が加齢とともに衰えてくると、とても苦労することになってしまいかねないのです。

 プロスポーツやアートの世界では極端な柔軟性が必要で、アスリートたちは柔軟な関節を支える筋力のトレーニングもしっかりと行っているのです。日常生活ではそこまでの柔軟性は必要ありませんので、適度な柔軟性を保つように心がけていただければと思います。

 適度な柔軟性は誰でも持てるものです。一部位に対して30秒程度を2~3セット、これをほぼ毎日3カ月ほど続ければ柔軟性は上がります。柔軟性が上がらないという方は時間が短いか、頻度が足りないか、もしくは痛みが出るところまで伸ばしてしまっている可能性があります。

 痛みが出るくらいまで伸ばすと柔軟性がより高まるというイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。感覚で言うと“イタ気持ちいい”くらい、伸ばしている部位が震えないぐらいのレベルでストレッチを行ってください。

(まとめ:神津文人)

中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)さん
フィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト
中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)さん 卓球の福原愛選手など日本のトップアスリートだけでなく、高齢の方の運動指導も行う「パーソナルトレーナー」として活躍。日本各地での講演も精力的に行っている。近著に「なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか」(幻冬舎新書)など多数。
日経トレンディネット2015年5月18日付け記事からの転載です。

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