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中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』

「通販グッズ」で本当にお腹が凹むのか?

“ラクラク”を強調するものは、「筋肉に負荷がかからない」ことも

 中野ジェームズ修一

 トレーニングには「過負荷の原則」というものがあり、同じ負荷でトレーニングを行っていると体がその負荷に適応してしまい、トレーニング効果が薄れてしまうからです。

 通販グッズの中には“ラクラク”とうたっているものがありますが、ラクにできるということは、筋肉に負荷がかかっていないということ。負荷がかかっていないということは、その運動をいくらやっても筋肉量は増えません。日常的にかかっている負荷よりも強い刺激を与え、どちらかといえば“きつい”と感じなければ筋肉量を増やすことはできないので、“ラクラク”とうたっているものは疑う必要があるでしょう。

腹筋を鍛えるグッズはどう使う?

 では、「お腹を凹ます」「アスリートのような腹筋が手に入る」などと紹介されていることが多い腹筋グッズでお腹を凹ますことはできるのでしょうか。

 腹筋運動は有酸素運動ではありませんし、腹筋自体は大きな筋肉ではないので、ここを鍛えても大幅な筋肉量アップは見込めません。ということは、腹筋を鍛えるような通販グッズはどんな形のものであれ、お腹を凹ますのに効果的であるとはいえないのです。電気を流しても、お腹を捻っても、腰を回しても、お腹の脂肪を震わせても、内臓脂肪が落ちてお腹が凹むことはないので、注意してください。

 もちろん腹筋を鍛える通販グッズに意味がないわけではありません。シットアップベンチなどを使って腹筋運動をすれば、きれいに割れた腹筋を手に入れられるかもしれません。しかし腹筋を割ることが目的ではなく、あくまでも内臓脂肪を燃焼させてお腹を凹ますことを目的とした場合、効果的ではないのです。腹筋を鍛える通販グッズは、有酸素運動と大筋群のトレーニングである程度お腹が凹んできたところで取り入れると良いでしょう。

(取材/神津文人)

中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)
フィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト
中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち) 卓球の福原愛選手など日本のトップアスリートだけでなく、高齢の方の運動指導も行う「パーソナルトレーナー」として活躍。日本各地での講演も精力的に行っている。近著に「なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか」(幻冬舎新書)など多数。
日経トレンディネット2014年10月09日付け記事からの転載です。

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