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中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』

「体幹トレーニング」では“ぽっこりお腹”は凹まない!?

脂肪燃焼に必要な「有酸素運動」、筋肉量を増やす「筋トレ」にも当てはまらない!

 中野ジェームズ修一

 テニスを例にすると、コアユニットが安定していても、肩や肩甲骨などのジョイント部分も同様に安定していないと、ラケットを振る動作が安定しません。体幹トレーニングを効果的なものにするためには、どこのスタビリティマッスルが弱く、どこを強化する必要があるのかを把握する必要があるということです。

 全体的に弱い人もいれば、一部のバランスが悪い人もいます。自分が鍛えるべきポイントが分からずに、なんとなく体幹トレーニングと呼ばれるものをやってみてもなかなか効果は得られません。本当に体幹トレーニングを行ってパフォーマンスをアップしたい場合は、一度ジムなどでトレーナーの方に相談してみることをおすすめします。

誰でも簡単にできる体幹トレーニングとは?

 誰でも簡単に取り入れることができ、ぜひやっていただきたい体幹トレーニングは、「バランスボール」を使ったエクササイズです。

バランスボールに座るだけで、骨盤や背骨の周りにある筋肉が鍛えられる。(©Shannon Fagan/123RF.com)
バランスボールに座るだけで、骨盤や背骨の周りにある筋肉が鍛えられる。(©Shannon Fagan/123RF.com)

人間はバランスが崩れたとき、小脳が働いてバランスを保とうとします。ということはデスクワークが中心で移動は車や電車で座っている生活をしていると、体のバランス能力が低下してしまうのです。

 バランスボールの上に座ると、小脳がバランスを保とうとするため、酸素と栄養素が血液によって脳に運ばれ、その働きを活性化します。これだけでも十分なメリットといえるのですが、これに加えてスタビリティマッスルの強化が可能です。不慣れな人が意識的に動かすことが難しい骨盤も、バランスボールの上に座れば簡単に動かすことができ、骨盤や背骨まわりのスタビリティマッスルを鍛えられます。

 バランスボールをイス代わりにし、テレビを観る、デスクワークをする、食事をする。これだけでバランス能力が養え、体幹トレーニングの一つになるのです。体幹トレーニングのために特別に時間を割く必要がないので、これなら多忙な方でもランニングやウォーキングと両立できるのではないでしょうか。

中野ジェームズ修一
フィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト
中野ジェームズ修一 卓球の福原愛選手など日本のトップアスリートだけでなく、高齢の方の運動指導も行う「パーソナルトレーナー」として活躍。日本各地での講演も精力的に行っている。近著に「なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか」(幻冬舎新書)など多数。
日経トレンディネット2014年08月07日付け記事からの転載です。

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