中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』
フィットネスクラブを立地で選ぶのはNG!?
仲間を作りやすく、継続しやすいクラブを選ぼう
中野ジェームズ修一
24時間フィットネスも「誰かと一緒に」
また、細かい部分ではありますが、トレッドミルやエアロバイクの利用時間の制限も確認しておくとよいでしょう。普段ランニングをしている人で、雨の日はトレッドミルで走ろうと考えているならば、必ずチェックしておくべきポイントです。有酸素運動系のマシンは人気が高いこともあり、混雑時の利用時間が決められている場合があります。1時間程度の制限なら特に問題はありませんが、15分までとなっていたりすると、ランナーの方にとってはさすがに物足りないはずです。入会時に意外と確認しないところだと思いますので、注意しましょう。
「誰かと一緒に」を実現するために、最近トレンドの24時間営業のフィットネスクラブを利用する手もあります。都市部に多い24時間フィットネスクラブはプールやスタジオがなく、マシンを使ったトレーニングに特化しているのが特徴。そのぶん、料金が割安です。
利用者が増えているので一緒に通う友人や会社の同僚を見つけやすいですし、料金が安いので人を誘いやすいはずです。友人や同僚にトレーニングに詳しく、24時間フィットネスに通っている人がいれば、同じ場所、同じ時間に一緒に行くといいでしょう。教えてもらいながらやれば成果も出やすく、継続にもつながるはずです。
「よりパーソナルなセッションを受けたい!」という方には、マイクロジムが向いています。マイクロジムとは、パーソナルトレーナーがやっているパーソナルトレーニングのためだけのジムです。フィットネスクラブに比べると料金は高くなりますが、成果が出やすいのが特徴です。
立地や費用、混雑具合や、施設の広さや新しさなどを基準にしがちなジム選びですが、継続のためのポイントはずばり「仲間」。最適な場所を見つけていただければと思います。
(まとめ:神津文人)
フィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト
