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中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』

1カ月で体重が2キロ以上落ちたら“失敗”!?

食べ過ぎた翌日のランニングが肥満解消に最適

 中野ジェームズ修一

1カ月で体重が2kg以上落ちたら“失敗”

 有酸素運動や筋力トレーニングを始めた場合、「体重を減らすこと」を目標にしないで下さい。筋肉は脂肪よりも比重が大きいので、トレーニングを始めて筋肉量が増えてくると、運動を始める前よりも体重が増えることがあるからです。

 逆に1カ月で体重が2kg以上落ちた場合、私たちスポーツトレーナーは“失敗”ととらえる場合が多いのです。

 それだけ急激に体重が減るということは、体脂肪だけでなく筋肉量が落ちてしまっている可能性が高いからです。筋肉量が減ってしまうと基礎代謝量が減少し、リバウンドしやすくなってしまいます。

 目安としていただきたいのは、やはり「体脂肪率」です。

 体重が100kg以上あるような場合なら話は別ですが、「体重をあまり減らさずに筋肉量を増やし、体脂肪率を下げる」というのが成功パターン。どうしても体重を気にする方が多いのですが、大切なのは体脂肪と筋肉の量。現在では市販の体脂肪計でもかなり正確な数字が計測できるので、成果を数字で確認されたい方は、運動の継続のために購入をおすすめします。

 最後に数字にまつわる注意点をもうひとつ。有酸素運動や筋力トレーニングをスタートしたら、最低でも3カ月間続けてみて下さい。1カ月程度では、なかなか数字に変化が表れません。「1カ月間こんなに頑張ったのに数字が変わらない」と言って止めてしまうのは、もったいないことです。

 私も「月に100キロのランニングを半年続けたのに体脂肪率や体重が変化しなかった」という経験があります。そのときは半年を超えてからようやく数字が落ちてきました。継続していればどこかのタイミングで数字に変化が起きますので、焦らずにじっくりと取り組んでいただければと思います。

(まとめ:神津文人)

中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち)
フィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト
中野ジェームズ修一(なかの ジェームズ しゅういち) 卓球の福原愛選手など日本のトップアスリートだけでなく、高齢の方の運動指導も行う「パーソナルトレーナー」として活躍。日本各地での講演も精力的に行っている。近著に「なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか」(幻冬舎新書)など多数。
日経トレンディネット2014年1月9日付け記事からの転載です。

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