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中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』

1カ月で体重が2キロ以上落ちたら“失敗”!?

食べ過ぎた翌日のランニングが肥満解消に最適

 中野ジェームズ修一

脂肪燃焼はランニングから、「筋肉量を増やす」のが近道

 それでは、体脂肪になってしまったあとはどうすればよいのか。体脂肪を燃焼させるには、ランニングなどの「有酸素運動」が必要になります。

 体脂肪がつくとき、男性ならほとんどが内臓脂肪、女性なら皮下脂肪になります。

 有酸素運動を行った場合、内臓脂肪のほうが皮下脂肪よりも先に燃焼するので、男性のほうが体脂肪を落としやすいといえます。半面、内臓脂肪は生活習慣病と密接な関係があります。できるだけ早く燃焼させないと、生活習慣病になり得るので注意が必要です。

 有酸素運動によって効率的に体脂肪を燃焼させるには、「筋肉量」が重要。筋肉量の少ない人が有酸素運動を行っても脂肪燃焼量は低いので、筋力トレーニングで筋肉量を上げながら、有酸素運動を行う必要があります。

 「筋肉量を増やす」と聞くと、大変そうだと思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、普段から運動されてない方であれば、ランニングを始めただけで下半身の筋肉量が上がっていきます。スクワットなどを並行して行えばより効果的ですが、有酸素運動と下半身の筋力強化が兼ねられるランニングは、脂肪燃焼に最適な運動としておすすめです。

 ちなみに「ストレッチでやせられますか」と聞かれることがあります。

 人間の体の中にはリパーゼという脂肪を燃焼させる酵素があるのですが、ある運動や食品が脂肪燃焼に効果があると認められるためには、このリパーゼを活性化していることが証明されなければいけません。

 つまり、「ストレッチで脂肪が燃焼する」というためには、ストレッチでリパーゼが活性化していないといけないわけです。現在のところそういった証明はなされていないので、ストレッチだけでやせるというのは現時点では嘘ということになります。

 ただ、ストレッチがやせるために意味がないということではありません。

 活動量が低下して筋肉量が落ちてくると、筋肉は硬くなる傾向があります。硬い筋肉というのは筋線維が短いということなのですが、筋線維が短くなると関節の可動範囲が小さくなり、疲労物質がたまりやすくなります。

 筋肉の柔軟さが失われ、可動範囲が小さくなり、疲れやすくなると、1日の活動量がさらに減ってきてしまいます。今まで歩いていたところをクルマで移動したり、電車の中で立っていたところを座ったりするようになってしまいます。するとさらに筋肉量が低下し、柔軟性もなくなるという悪循環に陥ってしまうわけです。

 よって、「ランニングやウォーキングは少しハードルが高いから、まずはストレッチをして柔軟性を高めよう、可動範囲を広げよう」というという考え方は間違いではありません。運動を全くしていなかった人が筋肉の柔軟性を高めて疲れにくい体になれば、ランニングにチャレンジしやすくなるはずです。「ストレッチなら始められそう」ということなら、ぜひそこからスタートして下さい。

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