41kmで脚がつりそうになるも、冷静に対処

今回のレースでは、35kmまで4時間10分でゴールできるペースで走っていましたが、このままのペースで走ってしまうと一気に疲労が襲ってきて完走できないかも…という不安がよぎりました。そこであえてペースを落として調整しました。41kmを過ぎた辺りでは、膝上の大腿部(太もも)がつりかけたので、一旦止まりました。タイツを引っ張って脚を圧迫している場所を変えたり、深呼吸をしたりと、自分なりの“軌道修正”を行ったおかげで、脚のつりを免れました。
もちろん疲労はありましたが、去年のように何度も立ち止まることはありませんでしたし、給水を頻繁に行い、何とか脚も持ちこたえ踏ん張れました。気持ちにも余裕があったのか、レース中も冷静に「後半のこの辺りはもう少し給水ポイントを増やした方がいいな」「声援は多いし、ボランティアの方も一生懸命やってくださっているな」「やっぱりきびだんごは人気だな」(笑)などと、周りを見渡すことができて、大きなケガなくゴールすることができました。もっとも、昨年は前面のゼッケンだけでなく背面のゼッケンにも大きく「有森裕子」という名前を入れていたため、たくさんのランナーに声をかけていただき、反応するのに精いっぱいだったのが、今年は背中には名前を入れず、ひっそり(?)走ったからかもしれません(笑)。
来年はサブフォー、遅くとも4時間ぐらいでゴールできればいいなと思いますが、サブフォーを目指すなら、ジョギングの時間を増やし、せめて4カ月ぐらい前からスクワットを始めなければいけないでしょう。果たしてそれができるかは、分かりませんが…(苦笑)。

