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有森裕子の「Coolランニング」

走る目的を見直してみませんか?

気軽な“ながらトレーニング”で体を鍛える

 有森裕子=元マラソンランナー

ランニングするだけが練習ではない

 平日は思わぬ仕事が舞い込んで残業になったり、取引先との付き合いで時間が取れなかったりすることも多いでしょう。真面目な人ほど練習が継続できなくなると気持ちが沈み、「自分って本当にダメだな…」などと落ち込むこともあるかもしれません。しかし、睡眠時間を削ってまで深夜に走るのは健康的とは決して言えません。時間が取りにくい平日ほど、「あえて走る時間を作る必要はない」と考えるべきです。

 とはいえ、毎日体を動かさないと気持ちが悪いと思う人もいるはず。そんな人には起床してから就寝するまでの日常生活に、「ながらトレーニング」を取り入れるのがお勧めです。

 例えば、通勤経路やオフィスではエレベーターやエスカレーターを使わず、代わりに階段を使えば足腰が鍛えられます。目的地から1つ前の駅で降りて、ウォーキングするのもいいでしょう。可能ならジョギングで通勤する方法もありますし、ザックに飲み物などを入れて走れば短時間でも運動負荷を高められます。電車の中でつり革を持って、かかとを上げ下げするだけでも立派なトレーニングになるのです。

 「1日の中で合計1時間動く時間を作る」と決めて、これらの運動を日常生活に取り入れてみましょう。そうすれば、無理してランニングの時間を作らなくても、案外しっかりと体を動かせるものなのです。

 ランニングの時間を取りやすい週末も同様に、「1時間、体を動かし続けること」を目標にするといいでしょう。まずは10分は走って、50分は気持ちよく歩き続けることから始めてみる。慣れてくると、10分が15分、20分と少しずつ走れるようになります。

 最初は難しく考えず、段階を踏んで自分のペースで運動量を上げてみてはどうでしょうか。「走る技術を磨く」というよりも、「走ることを通じて健康に日常生活を送ろう」という意識に変えるだけで、ランニングに対する考え方が違ってくると思います。

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