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有森裕子の「Coolランニング」

「有森さん、こんな練習ではハーフマラソンに出るのが精いっぱいでしょうか?」

焦ってもいいことなし、まずはネガティブ思考から脱却しよう

 有森裕子=元マラソンランナー

筋肉痛の時は軽く動いて「積極的休養」を

 筋肉痛に関しても、走ってすぐになったのであれば、若い証拠。悪いことではありません。「筋肉痛になった」という事実に落ち込むのではなく、事実を受け止めた上で、その後のケアをどうするのかを考えるようにしましょう。

 筋肉痛が出たら、無理に走らなくてもいいですが、じわっと汗が流れる程度に軽く歩いて筋肉をほぐすことが大事です。疲労を抜くにしても、何もせずにぼーっと休むのではなく、軽く動いたりストレッチしたりして体全体の筋肉をほぐし、リラックスさせましょう。そもそも、走り終えた後、疲れを感じた部分の筋肉のアイシングはしていますか? クールダウンはしましたか? 疲労回復に必要な栄養素を取っていますか? この方の場合、練習量よりも、練習内容や、走り終えた直後のアフターケアを見直すことがパフォーマンスの向上につながるかもしれません。

 出産して骨格や体形が変われば、使う筋肉も変わることがあるので、思わぬ箇所が筋肉痛になるケースもあります。その場合は、フォームを見直し、膝回り、腰回りといったパーツごとの筋肉を鍛える補強トレーニングを追加することも必要になってくると思います。

 疲労がなかなか抜けないというお悩みについても、体を動かしてほぐすようなアフターケアや、メリハリをつけた練習が大事でしょう。毎日激しい練習を繰り返し、距離を延ばすことばかりを考えるのではなく、ウォーキングや山歩きを取り入れて体をじっくり動かしたり、長い距離をゆっくりと気持ちよく走るLSD(Long Slow Distance、詳しくはバックナンバー参照)などの「積極的休養」を取り入れると、筋肉がほぐれて疲れにくくなると思います。

 小学生ぐらいのお子さんだと、一緒にウォーキング大会に出るのもいいでしょう。ただでさえ、仕事と育児で疲れていらっしゃると思うので、息抜きになるトレーニングを考えて取れ入れてほしいもの。30歳を過ぎると、疲れが取れにくくなるのは当たり前ですから、仕事や子育ての状態を見ながら、その都度、練習量を調整し、練習内容を見直す心の余裕を持つことが大事です。

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