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有森裕子の「Coolランニング」

有森裕子 夏のトレーニングは「リカバリー上手」を目指そう

クールダウンに軽く泳ぐのもお勧め

 有森裕子=元マラソンランナー

 西日本で豪雨災害の被害が広がっています。私の出身地が岡山県ということもあり、今回のニュースにはとても胸を痛めています。不幸にも亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

夏場に特に大事なのは疲労をためないこと

 さて、今回は、夏場のトレーニングの成果を左右するリカバリー(疲労回復)についてお話ししたいと思います。

 私は現役時代、暑さに強い選手だったので、冬よりも夏の練習の方が得意でした。夏のトレーニングの目的は、秋や冬のレースに向けた “脚作り”。日本だと北海道の士別や網走、伊豆大島、海外では米国ボルダーなどで夏合宿を行い、激しいトレーニングで自分を追い込みました。

 北海道といえども夏は暑いので、スピードはあまり出ませんが、長い距離を走り込みます。トップスピードの8割ぐらいのスピードで、3000m-2000m-1000mといった区切りで計5000~6000mを1セットとするインターバルトレーニング(速いスピードのランとゆっくりのスピードのジョグを数セット繰り返すトレーニング)をよく行っていました(インターバルトレーニングについては、「記録を狙う中上級ランナー必見! 『インターバルトレーニング』のススメ」を参照)。

 こうした夏場の長い距離の走り込み練習で大切なのは、なるべく疲れをためないことです。つまり、普段からリカバリー(疲労回復)をしっかりと心がけることで、暑い夏でも効果的な練習を継続できるのです。特にビジネスパーソンの場合、日々の仕事もある上でのトレーニングですので、できるだけ翌日に疲れを残さないことが、仕事のパフォーマンスを下げないことにもつながります。

消耗の激しい夏のトレーニング。上手なリカバリーの秘訣は? (c) lzflzf-123RF
消耗の激しい夏のトレーニング。上手なリカバリーの秘訣は? (c) lzflzf-123RF

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