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有森裕子の「Coolランニング」

有森裕子 マラソン終盤のフォームの崩れを予防する方法

走る練習の前に「走の基本」でフォームを確認しよう

 有森裕子=元マラソンランナー

股関節を柔らかく、下半身を強化し、全身のバランスを取る

 3つ目は「ランジ」です。

 股関節の柔軟性を高め、体幹や大殿筋、太ももの大腿四頭筋やハムストリングス、膝周りなどを鍛えることができます。下半身の強化だけでなく、全身のバランスを取る力の向上も期待できます。

3. ランジ
(イラスト:内山弘隆)
[画像のクリックで拡大表示]

【方法&ポイント】

 まず、両脚を肩幅程度に開いて立ちます。片脚どちらかの脚を1.5歩ぐらい前にまっすぐ出し、体をゆっくり沈めていきます。その際、前脚の角度と後ろ脚の角度は、それぞれ90度ぐらいにキープできればベスト。腰が曲がって前傾になりすぎないように注意します。前脚の膝はつま先より前に出ないようにし、膝が内側や外側に傾かずにまっすぐ前を向くように意識しましょう。

 このまま、脚を交互に前に出しながら歩行していきます。自分の筋力や能力に応じて、それぞれの脚について20~50回ほど、疲れを感じるまで続けます。疲れてくるとどうしても体勢が崩れて、膝が内側に入りやすくなりますので、まっすぐを意識して。それがマラソン終盤のフォームの安定につながってきます。


 正しいフォームは日々意識することにより、身につきます。「走の基本」で、腰の位置や重心の移行を意識することを習慣化し、効率的なフォームを目指しましょう。

(まとめ:高島三幸=ライター)

有森裕子(ありもり ゆうこ)さん
元マラソンランナー
有森裕子(ありもり ゆうこ)さん

1966年岡山県生まれ。バルセロナ五輪(1992年)の女子マラソンで銀メダルを、アトランタ五輪(96年)でも銅メダルを獲得。2大会連続のメダル獲得という重圧や故障に打ち勝ち、レース後に残した「自分で自分をほめたい」という言葉は、その年の流行語大賞となった。市民マラソン「東京マラソン2007」でプロマラソンランナーを引退。2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞した。

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