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有森裕子の「Coolランニング」

開催迫る! 有森裕子流「東京マラソン満喫術」

日本最大の大会の魅力・楽しみ方、詳しく教えます!

 有森裕子=元マラソンランナー

大都会の光景を独り占めしよう!

引退レースとなった、第1回東京マラソンのゴールシーン。(写真:日本経済新聞社)
引退レースとなった、第1回東京マラソンのゴールシーン。(写真:日本経済新聞社)

 そんなとても思い出深い大会ですが、個人的な感情を抜きにしても、東京マラソンはやはり市民ランナーの皆さんにお勧めしたい大会です。

 最大の魅力は、なんといってもロケーションの素晴らしさ。都庁の高層ビル群を起点に、新宿歌舞伎町、皇居、銀座、日本橋、浅草の雷門、築地などを回り、お台場のゴールへと向かいます。途中、東京タワーやスカイツリーといった首都のシンボルも見られますし、普段は車でないと走れない広い道路を走りながら、大都会の光景を独り占めしているかのような優越感を得られます。これだけ多くの名所を駆け抜ける大会は、国内のほかのどのマラソン大会をみてもまずないでしょう。

 沿道の応援も、ランナーの気持ちを盛り上げてくれます。大都会のど真ん中を走るため、どの沿道にも人がいて、大声援を送ってくれます。テレビ中継もされますし、著名人もたくさん走る。そんな賑やかな雰囲気が、最後まで走りきるモチベーションを与えてくれます。

「使い慣れたもの」「食べ慣れたもの」を意識する

 読者のみなさんの中には、運良く東京マラソンに当選して、慌てて練習をスタートさせた方もいるのではないでしょうか? とにかくケガのないように、楽しんで走っていただきたいですが、特に初マラソンの方は、興奮しても、不安になっても、慌てないこと! 制限時間の7時間で走ってもそれがあなたの“自己ベスト”になるのですから、周りに引っ張ってもらうぐらいのリラックスした気持ちで参加されるといいでしょう。

 とはいうものの、マラソン初心者の方は、不安を拭い去るために事前の準備に力を入れがちです。必要な情報を集めるのはいいことですが、頭でっかちになってしまい、結局、間違ったことをしてしまったのでは意味がありません。一番注意してほしいのが、レース当日に「初めてのこと」をすること。例えば、「試合当日は、とっておきのおニューのウエアとシューズで臨もう」というのは絶対に止めておきましょう。

 履き慣れないシューズでいきなり長距離を走ると、マメができるなどして、ケガやリタイアの原因になりがちです。基本的にソールは少し硬めのシューズがお勧めですが、自分の判断だけでなく、専門ショップの店員さんに相談し、きちんと試し履きをして、ある程度練習で使い慣れたものを本番で履いてください(バックナンバー「あなたのランニングシューズ、本当に合ってますか?」参照)。購入後、休日に1日履き続けて足の状態を観察するなどして、確認するといいと思います。

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