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不眠症

睡眠薬との上手な付き合い方

毎日きちんと服用し、眠れる自信がついたら減量を

 聞き手:稲垣麻里子=医療ジャーナリスト

睡眠薬を使用している人は、慢性不眠症で悩む人の5~7%と推定されている。睡眠薬には危険なイメージを持っている人がいる一方、長期間にわたって習慣的に使用しているケースも多い。昔の睡眠薬は依存性も高く、大量服用で死に至る恐れもあったが、現在の主流は呼吸や循環機能に影響を与えないベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬だ。さらに、睡眠関連ホルモンであるメラトニンやオレキシンの受容体に作用する薬も登場し、より自然な眠りが得られるようになった。睡眠薬の種類や不眠症のタイプによる使い分け方について、睡眠総合ケアクリニック代々木(東京都渋谷区)理事長の井上雄一医師に聞いた。不眠症の第1回は「つらい不眠、こじらせる前に病院へ」、第3回は「認知行動療法で『眠れる生活』を取り戻す」で5月22日公開、第4回は「ぐっすり眠れる生活リズムの作り方」で5月24日公開予定。

回答者
井上雄一医師
睡眠総合ケアクリニック代々木(東京都渋谷区)理事長

Q 夜、寝つきが悪いので、かかりつけ医に睡眠薬を処方してもらっています。もう5年以上、薬を飲まないと寝られない日々が続いています。ずっと同じものを飲み続けていると効かなくなるので、時々薬を替えてもらっていますが、効果がないときは2種類の薬を飲んでもよいでしょうか。長期間飲み続けても大丈夫ですか。(58歳・男性)

A 睡眠薬は耐性を生じますので、長期間飲み続けると効かなくなることがあります。効果がなくなってきた場合には、睡眠薬を追加するのではなく、睡眠効果を持つ抗うつ薬などを併用することも考慮すべきでしょう。現在、医療機関で処方される睡眠薬は、以前のものより副作用が少なく安全性は高いとはいえ、長期間服用するものではありません。眠れないことへの恐怖心を取り除く訓練をして、睡眠薬なしでも眠れる自信がついたら、医師と相談して少しずつ薬を減らしていきましょう。

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