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不眠症

つらい不眠、こじらせる前に病院へ

昼間の眠気、疲れは慢性化のサイン

 聞き手:稲垣麻里子=医療ジャーナリスト

「布団に入ってもすぐ寝られない」「夜中や早朝に目が覚める」「朝起きたときに疲れが取れていない」など、睡眠について悩んでいる人は国民の3人に1人。日本人の約1割強は、昼間に眠くてつらいなど、生活に支障が生じる「慢性不眠症」を抱えているという。眠りのメカニズムや不眠症の原因・症状について、睡眠総合ケアクリニック代々木(東京都渋谷区)理事長の井上雄一医師に聞いた。不眠症の第2回は「睡眠薬との上手な付き合い方」で5月19日公開、第3回は「認知行動療法で『眠れる生活』を取り戻す」で5月22日公開、第4回は「ぐっすり眠れる生活リズムの作り方」で5月24日公開予定。

回答者
井上雄一医師
睡眠総合ケアクリニック代々木(東京都渋谷区)理事長

Q 最近、疲れやすく、夜は早めに布団に入るのですが眠れません。悩み事やストレスがあるわけでもないのに、なかなか寝付けず、やっと眠れても何度も目が覚めてしまい、結局、うつらうつらしながら朝になってしまうこともあります。仕事に行くために朝は起きますが、なんだかすっきりしません。寝られない状態が続くとどうなりますか。医療機関を受診した方がよいでしょうか。(48歳・女性)

A 睡眠不足の状態では、集中力や判断力が欠如し、ミスや事故を起こして生活に支障を与えるだけでなく、免疫機能が低下して病気にかかりやすくなります。不眠状態をそのまま放置すると4割の人が慢性化するという報告もあり、その後、うつ病を発生する危険性も高まります。
 通常は、布団に入って30分で眠りにつき、途中目覚めることなく、ある一定時間、熟睡することができます。それに対して、1時間以上眠れない状態(入眠困難)あるいは夜中に頻回に目が覚める状態(睡眠維持困難)が1週間以上続き、かつ昼間も眠くて生活に支障がある場合は「睡眠障害」として治療の対象となりますので、医療機関の受診をお勧めします。

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