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サプリメント事典

ビターオレンジ

びたーおれんじ、bitter orange

 学名Citrus aurantium。和名はダイダイ。ドイツでは食欲不振、消化不良の薬として使われる。未熟果の抽出エキスは、脂肪細胞に働きかけて体脂肪の燃焼を促すとし、ダイエットサプリメントに用いられる。有効成分シネフリンは、米国で、人気を集めていたダイエットサプリメント成分、エフェドラの有効成分エフェドリンに類似の成分。エフェドラの販売が禁止されてからは、ビターオレンジが「ポストエフェドラ」として注目された。また、果皮や花から抽出した精油成分は、アロマセラピーに利用される。果皮から抽出した精油は鎮痛、鎮静、血流改善効果がある。副作用として光過敏症を起こす場合がある。花からとれる精油はネロリと呼ばれ、不安感を改善する作用がある。また、葉や小枝からとれる精油はプチグレンと呼ばれる。

 漢方の生薬としては、未熟果を枳実(きじつ)と呼び、成熟果を枳殻(きこく)と呼ぶ。枳殻も枳実と同じような作用を持つが薬効はおだやかである。どちらも「寒性」。消化器の機能を正常化する作用が強いとされ、おなかに熱がこもって起こる便秘や腹痛などに用いられる。枳実は薬効が激しく、体のエネルギーである「気」を消耗させるため、体が弱っているときや妊婦には使用しない。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「サプリメント事典」検索サービスは、日経BP社日経ヘルス編『サプリメント事典 第4版』(2011年3月発行)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は日経BP社に帰属します。

◎本サービスについて
・掲載情報は、日経BP社日経ヘルス編集部の取材活動を基にしたものです。
・本文中、不調や病気に効果があるとされる成分や素材は、その効果を保証するものではありません。
・複数の学名がある場合は原則として代表的なものを示しました。
・(財)日本健康・栄養食品協会が規格基準を設けている健康補助食品の説明は、同協会が発行している「健康補助食品 規格基準案集」から抜粋・要約しました。

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