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サプリメント事典

シナモン

しなもん、cinnamon

 学名Cinnamomum verum。ニッキ(肉桂)のこと。樹皮がハーブティーなどに配合される。主成分のシンナミックアルデヒドに、末梢血管の拡張作用があり、手足の血流を改善し、冷えや肩凝りに効くとされる。発汗作用や殺菌作用、健胃・整腸作用もある。血糖値を下げる働きもあるとされている。毛細血管を保護する作用もわかってきた。枝などから抽出した精油もあり、冷えにいいとされる。

 生薬としてはシナモンのカシア種(学名Cinnamomum cassia)などが用いられ、若枝やその樹皮が桂枝(けいし)、幹皮が肉桂(にっけい)または桂皮(けいひ)と呼ばれる。桂枝は「温性」で、発汗作用、冷えを取り痛みを取る散寒止痛(さんかんしつう)作用などが知られている。桂枝湯(けいしとう)や麻黄湯(まおうとう)などのカゼ薬や、月経のトラブルによく用いられる温経湯(うんけいとう)に配合されている。肉桂の性質は「大熱(たいねつ)」で、体を温める原動力である「腎陽(じんよう)」を補う作用や、散寒止痛作用などがある。十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、人参養栄湯(にんじんようえいとう)などに配合されている。熱が高いとき、出血があるときは用いない。妊娠中は桂枝は控えめに、肉桂は原則として使わないほうがいい。食品としてごく少量用いる場合は問題ない。なお、日本では桂枝と肉桂を分けず、幹皮である肉桂を用いることが多い。

◎著作権 日経Gooday(グッデイ)の「サプリメント事典」検索サービスは、日経BP社日経ヘルス編『サプリメント事典 第4版』(2011年3月発行)をデータベース化したものです。掲載情報の著作権は日経BP社に帰属します。

◎本サービスについて
・掲載情報は、日経BP社日経ヘルス編集部の取材活動を基にしたものです。
・本文中、不調や病気に効果があるとされる成分や素材は、その効果を保証するものではありません。
・複数の学名がある場合は原則として代表的なものを示しました。
・(財)日本健康・栄養食品協会が規格基準を設けている健康補助食品の説明は、同協会が発行している「健康補助食品 規格基準案集」から抜粋・要約しました。

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