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健康寿命を延ばす「筋肉学」

有酸素運動だけでは不十分! 「筋トレ」が健康寿命を延ばす理由

第1回 要介護になる原因の7割は筋トレで防げる!?

 松尾直俊=フィットネスライター

健康寿命を延ばし、いつまでも自分の足で歩き、寝たきりを防ぐためにも、「筋肉」の重要性がますます高まっている。なぜ有酸素運動だけでは不十分で、なぜ「筋トレ」が必要になるのか? “筋肉博士”こと東京大学大学院教授の石井直方さんに、基本からやさしく解説していただこう。

本特集の内容

第1回

有酸素運動だけでは不十分! 「筋トレ」が健康寿命を延ばす理由

第2回

寝たきりを防ぐには「速筋」を筋トレで鍛えて太くしよう!

第3回

下半身の筋肉を「スロトレ」で鍛えていつまでも健康に歩く!


健康寿命を延ばすために「筋肉」の重要性が知られるようになった。(c)Jozef Polc-123RF

 最近、「健康寿命」という言葉をよく聞く。これは人が要支援・要介護の状態になることなく、自立して生きていける期間と考えてよい。

 厚生労働省の最新データ(2010年)では、日本人の平均寿命は男性が79.55歳、女性が86.30歳だ。しかし、生活に支障なく暮らせる健康寿命は男性が70.42歳、女性が73.62歳。その差は男性9.13年、女性12.68年になる。

 たとえ長生きできたとしても、要支援・要介護の状態で過ごす期間はなるべく短くしたいと誰もが思うもの。いつまでもはつらつとした生活を送るためには、どうすればいいのだろうか?

要介護の状態を避けるために重要なのが「筋肉」

 健康寿命を延ばすためには、「運動」が重要であることがよく知られている。特に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が健康にいいと思っている人は多いだろう。ただ、実は有酸素運動だけでは不十分であり、「筋トレ」も重要であることが最近になって改めて認識されている。

 日経Goodayの人気連載「やさしい筋肉学」でおなじみの東京大学大学院教授で“筋肉博士”こと石井直方さんは、「支援や介護が必要な状態にならないためには、40~50代のうちから筋肉量を増やす意識で運動することが大切。筋トレで要介護になる原因の7割を予防できる可能性があるのです」という。

 「筋トレ」というと、スポーツをやっている人が競技のパフォーマンスを上げるためのもの、体を鍛えたい人が行うものというイメージがあるかもしれない。だが、石井さんによると、要介護を避けるためには中高年こそ筋トレに取り組むべきなのだという。

 「要介護になってしまう原因を分析すると、一番割合が高いのが認知症です。次が脳卒中で、3番目が高齢による衰弱です。そして4番目が骨折・転倒、5番目が関節疾患になります。つまり3番目の一部から5番目までを合わせた、筋肉や関節、骨といった『運動器の機能低下』がなんと全体の約30%になるのです」(石井さん)

高齢者が要介護になる原因
平成28年国民生活基礎調査より
[画像のクリックで拡大表示]
要介護になる原因のうち約30%が、骨や関節、筋肉など運動器の機能低下に関連している

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