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怖いもの忘れ、怖くないもの忘れ

「もの忘れ」は怖くない!? 認知症リスクの高い50代の特徴とは?

第1回 仕事が多すぎることによる「脳機能の低下」に注意しよう

 伊藤和弘=フリーランスライター

「名前が出てこない」「⾃分が何をしようとしたのか忘れる」…。年齢とともに増えてくる“もの忘れ”は、ミドル以上なら誰にでも経験があるもの。とはいえ、⾃分は周りと⽐べてひどいのでは? と不安に思う⼈も多いでしょう。中には「ひょっとして認知症が始まったのか」と深刻に悩んでいる⼈もいるかもしれません。もの忘れの原因は何なのか、将来の認知症につながるのか? 北品川クリニック所長の築山節さんに解説していただきました。

50代後半から60代前半の8割以上が「もの忘れが心配」

本特集の内容

第1回「もの忘れ」は怖くない!? 認知症リスクの高い50代の特徴とは?

第2回 もの忘れを改善するにはまず「睡眠」から! 脳をきちんと休めよう

第3回 老け込むのはまだ早い! 「定年になったら認知症」を回避しよう

◆関連記事:Gooday調査

 60代前半の9割が「もの忘れが心配」 将来の認知症との関係は?


年を取り、もの忘れが増えると「ひょっとして認知症が始まったのでは…」と心配になってしまう。(c) Ian Allenden - 123RF

 アラフィフともなると、「もの忘れ」が多くなる。固有名詞が出てこなくなり、つい「あれ」や「それ」といった指示代名詞を多用してしまう。誰もが知っているベテラン俳優の名前が出てこないときなど、ふと「自分の脳は大丈夫か? まさか認知症が始まったのでは…」と不安になることもあるだろう。

 それに対して北品川クリニック・予防医学センター(東京都品川区)所長の築山節さんは、「心配は無用です。もの忘れと認知症は違うし、もの忘れしない人はいません。筋肉と一緒で、年を取れば記憶力や暗算など“脳の基礎体力”が落ちるのはやむを得ないでしょう」とほほ笑む。

年齢別「もの忘れが心配」と答えた人の割合
日経Goodayの読者アンケート調査で、「もの忘れが心配」と答えた人の割合を年齢別に見ていくと、50~54歳でぐっと増えて7割を超え、60~64歳では9割を超える。詳細はGooday調査を参照。
[画像のクリックで拡大表示]

 もの忘れは子どもや若者だってするが、やはり年を取ると増えることは否めない。それは脳の老化による機能低下の一つだ。単なるもの忘れなら心配はいらない。では、もの忘れと認知症による記憶障害はどこが違うのだろうか?

 一言で言えば、もの忘れは「部分」を、認知症は「全体」を忘れる。もの忘れは、一度覚えた記憶を取り出せなくなる状態。それに対し、記憶自体がスッポリなくなるのが認知症だ。

「部分」を忘れるのがもの忘れ、「全体」を忘れるのが認知症。もの忘れは誰にでもあるもので、心配しなくても大丈夫。

 例えば、「読んだ小説の主人公の名前を忘れる」のがもの忘れで、「その小説を読んだことそのものを忘れる」のが認知症。「今年行った温泉の名前を忘れる」のがもの忘れで、「今年温泉に行ったことそのものを忘れる」のが認知症。「見たかったテレビ番組を録画し忘れる」のがもの忘れで、「録画の方法を忘れる」のが認知症、といった具合だ。

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