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不調を吹き飛ばせ! 男性ホルモンがあなたを変える

夜中トイレに起きたら「男性ホルモン低下」を疑え!

第1回 男性ホルモンが低いと死亡リスクも高まる

 松尾直俊=フィットネスライター

年齢とともに、男性ホルモンの低下から、体調が優れない、イライラする、よく眠れないという症状が表れます。こうした状態を放っておくと、身体機能の低下やうつ病、メタボリック症候群、生活習慣病のリスクが高まります。男性ホルモンについて知り、充実した生活を取り戻しましょう。日本Men's Health医学会理事長で順天堂大学大学院・泌尿器外科学教授の堀江重郎さんに聞きました。


いつまでもはつらつとした生活を送りたいと思うのだが… (c)stylephotographs -123rf

 「何となく体調が優れない」「イライラする」「よく眠れない」……。病気というほどではないけれど、そんな不調を訴える中高年男性は多い。しかし、大半の人が「仕事が忙しいから」「疲れているから」と、何も手立てを講じていないのが実情だろう。だが、それでいいのだろうか?

 実はそんな症状が出るのは男性ホルモン(テストステロン)の低下による男性更年期障害が進行しているかもしれないのだ。

 男性ホルモンというと“下半身”の話と思う人も多いだろう(もちろん、男性としてそこも重要なポイントだが)。それだけでなく、近年の研究で男性ホルモンが少ない人は脳梗塞心筋梗塞などの疾患リスクが上がることも分かってきている。さらに、がんに罹患する割合も上がるという。

 つまり男性ホルモンは、人生の後半戦に入った男性が、その後の人生を健やかに、そして長く生きるための重要な鍵となる存在なのだ。

なかなか注目されなかった男性の更年期障害

 「1939年にアメリカのウェルナー博士が『男にも更年期障害がある』とする説を報告しています。しかし、なかなか認知されなかったのが事実です」と言うのは、日本Men's Health医学会理事長で順天堂大学大学院・泌尿器外科学教授の堀江重郎さんだ。

 女性の場合は思春期に初潮を迎え、その後に定期的な月経、そして妊娠、閉経といった、女性ホルモンの影響を受けた明確な変化がある。しかし、男性はそういった変化が少ないので、あまり目を向けられてこなかったのだ。

 「現実には40代半ばを過ぎた男性の多くは、全身倦怠感不眠発汗異常感覚異常性欲減退など、女性の更年期障害とよく似た症状、いわゆる不定愁訴を感じ、不調を訴え始める人が多いのです。また、メンタル面での問題が起き始める人もいます」と語る堀江さんは、男性専門の医療が必要だと考え、2002年に日本で初めて男性更年期に特化した外来を始めた。

 海外では男性のための健康と医療、Men’s Health(メンズヘルス)が青少年から高齢者まで社会を支えるために重要であると認識されている。

 堀江さんが現在勤務する順天堂大学医学部附属順天堂医院では、“メンズヘルス外来”として、男性更年期障害に由来する様々な症状に加え、排尿障害ED前立腺がんなど男性特有の疾患の診療を行っている。これらの症状は、実は男性ホルモンであるテストステロンの減少と関係する。

 しかしなぜか男性は、そういった体の異常を感じ始めても、なかなか病院へ行こうとしない。だが、そのままにしておくと、さらに症状は悪化し、治療にもっと長い時間と費用が必要になることもある。

 もし異常を感じたら、泌尿器科男性更年期を診療しているクリニックなどに行って血液中のテストステロンの量を測定してもらうのが実態把握の最も早い方法だ。もしテストステロン量が低下していれば、生活の改善や、漢方薬・サプリでの治療、重症の場合は補充療法(注射などで足りない男性ホルモンを補う療法)を行えば症状は改善する。また、テストステロンの量に問題がなくて症状が出ているのなら、別の原因を探ればよいのだ。

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