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睡眠を改善すれば、脱・肥満、血糖値も下がる!

「痩せたいならきちんと眠りなさい!」 睡眠不足は肥満や生活習慣病のリスクを高める

第1回 食事の改善や運動に取り組む前に「睡眠の見直し」を

 山口佐知子=ライター

忙しいと真っ先に削りがちなのが「睡眠」。多くの人が、睡眠不足や質の低下が、疲れや集中力の低下につながることを実感したことがあるだろう。だがそれだけでなく、睡眠不足は肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めることをご存じだろうか。本特集では、延べ3万人以上の肥満治療を行ってきた左藤桂子さんに、睡眠と肥満の関係や実践的な睡眠改善法を聞いていく。

 「忙しくて睡眠時間が確保できない」「寝ているはずなのに、朝になっても疲れが取れない」「布団に入ってもなかなか寝付けない」「途中で何度も目が覚める」…など睡眠に関する悩みを抱えている人は多い。

多忙な現代人は睡眠を削りがち。睡眠不足や睡眠の質の低下は、肥満や生活習慣病のリスクを高めることをご存じだろうか。(c)Somsak Sudthangtum -123rf

 実際、厚生労働省が、睡眠で休養が十分に取れているかを調べたところ、「あまり取れていない」「まったく取れていない」と回答したのは、50代の男女では25.9%、40代の男女では32.5%に達する(平成26年「国民健康・栄養調査」より)。40代なら、ほぼ3人に1人という高い割合で、今の睡眠が十分でないと感じているわけだ。

 睡眠が不足していると、疲れやすくなるのはもちろん、集中力が低下して本来の力を発揮できず仕事のパフォーマンスが低下したり、人間関係で感情のコントロールが効きにくくなったりすることもある。実際、心身への様々な悪影響を実体験した人は多いだろう。最近では、睡眠不足が積み重なる「睡眠負債」の怖さもマスコミでよく取り上げられている。

 問題はそれだけではない。睡眠不足や睡眠の質が低下すると“太りやすくなる”ことをご存じだろうか。さらに、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病になるリスクも高くなることが分かっているという。

 つまり、ダイエットや生活習慣病対策のために、食事や運動に気をつけていても、睡眠不足がその効果を台無しにしている可能性があるわけだ。逆に、良質の睡眠を適切な時間取れば、それだけで肥満改善につながる可能性もある。そこで本特集では、30年間にわたり延べ3万人以上の肥満治療を行ってきた医師・左藤桂子さんに、睡眠と肥満や生活習慣病の関係、具体的な睡眠改善法などを聞いていく。

きちんと眠れていない人は太りやすい

 「これまで多くの方を治療している中で太っている人の共通点として気づいたことがあります。それは『太っている人の多くがグッスリ眠れていない』ということです」と左藤さんは話す。「『きちんと眠れていない人が太りやすい』のは本当なのです」(左藤さん)

 「私はこれまで、勤務していた病院の肥満外来で、『太っている人を痩せさせる』ことを指導してきましたが、多くの方は、睡眠に関することより『何を食べたらいいのか』といった食事への関心のほうが高く、睡眠について軽んじている傾向がありました」(左藤さん)

 「もちろん、健康的に痩せるためには、食生活それに運動面の改善も重要です。しかし、いくら栄養や運動に気を配っても、正しく睡眠を取れていなければ健康的に痩せることは難しい。睡眠は健康的に痩せるために欠かせない大きな柱なのです」と左藤さんは話す。

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