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老化のカギを握る「人生後半の食生活」

シニアの5人に1人が低栄養状態!? 50歳になったら食事の意識を変えていこう

第2回 「アルブミン」値がシニアの健康の指標になる

 二村高史=フリーライター

健康で長生きするために、まず大切にしなければならないのが食生活。前回は、シニア世代にとって、要介護リスクを高める原因は病気より老化であり、「老化のカギを握っているのが栄養」であることを解説した。では、栄養状態を見るのに最適な指標は何なのか、そして食事をどう変えていけばいいのだろうか。老化を遅らせる食生活指導の第一人者である熊谷修さんは、「シニアの5~6人に1人が低栄養状態にある」と警鐘を鳴らす。

老化に伴い、骨からたんぱく質が抜けていく

圧迫骨折も脊柱管狭窄症も、たんぱく質の減少と深く関わっている。(c)wang Tom -123rf
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 前回「粗食の誤解! 『歳をとったら、肉や脂っこいものは避ける』なんてとんでもない」では、シニア世代にとって要介護のリスクを高める原因となるのが、病気そのものよりも老化であることを述べた。そして、老化はたんぱく質の減少と密接に関係しており、老化を進めるのも遅らせるのも、たんぱく質がカギを握っていることを紹介した。

 実は、高齢者に多いとされる病気の数々も、たんぱく質の減少が原因になっていることが多いと熊谷さんは言う。

 「例えば、背骨を構成する椎骨を見ると、その間にサンドイッチ状にはさまっている軟骨(椎間板)に、多くのたんぱく質が含まれていることが分かります。平均すると、骨という組織の約52%がたんぱく質でできているのです。この軟骨組織からたんぱく質が抜けていくことにより、脊椎の圧迫骨折が起きやすくなります。背骨には神経の束が入っていますから、そうした神経が刺激されて痛みも発生します」(熊谷さん)

 「その状態からさらにたんぱく質が抜けると、軟骨だけでなく骨の部分からもたんぱく質が抜けて、骨が固くデコボコ・ゴツゴツしてくる状態になります。骨の弾力性がなくなって変形してくるために、これが強い痛みの原因となります。骨が変形することで、神経の通り道である『脊柱管』が狭くなると、いわゆる『脊柱管狭窄症』になるわけです」(熊谷さん)

 圧迫骨折も脊柱管狭窄症も、たんぱく質の減少と深く関わっていたのである。

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