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“ロカボ”山田悟の糖質制限の誤解

氾濫する健康情報との向き合い方

第2回 「カロリー制限こそ王道」という思い込みから自由になろう

 山田 悟

ダイエットのため、血糖値対策のために、緩やかな糖質制限「ロカボ」を実践している人も多いだろう。ロカボを提唱したのは、糖尿病専門医の山田悟さんだ。広く普及したように見えるロカボだが、誤解されている面も多いと山田さんは話す。本連載では、「食べる喜びをしっかり味わいながら、健康になる」ことがなにより大事だと話す山田さんがロカボについて医学的根拠から説き起こし、わかりやすく伝えていきます。今回は、氾濫する健康情報との向き合い方と、カロリー制限ダイエットの問題点を解説していただきます。

「ロカボ」と「炭水化物抜き」「低GI」、何が違う?

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 ロカボを世に広めるために、社会を動かしたい―。

 そう決意した私は、ロカボという概念を社会に広め、その概念を共有し商品化につなげてくださる企業と関係を結ぶために、2013年に一般社団法人「食・楽・健康協会」を立ち上げました。

 私と妻は役員となり、給料をとらないかわりに、いただいたお金で低糖質商品のレギュレーション管理や商品アピールの場を作ることに役立てていくことにしました。おかげさまでローソンの「ブランパン」はじめ、低糖質商品へのニーズが潜在的に存在することをご理解くださる企業が増え、2016年に「ロカボマーク」が誕生し、ロカボ商品が増えてきたことは前回お話ししたとおりです。

ロカボ、炭水化物抜き、糖質制限、低GIの違い
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 これから先も、東京や大阪、神戸などの大都市だけでなく日本のどこにいても、また、普段づかいのコンビニ、スーパーから一流料理店まで、どんなシーンにおいてもロカボの選択肢を見つけられるような状況を作りたいと考えています。

 とはいえ、今「ロカボという概念が正しく消費者に届いていると思うか」と質問されたら、「そうは思っていません」とお答えせざるを得ない状況にあるのも事実です。

 まず「糖質を制限する」という考え方が複雑です。「ロカボ」は“緩やかな”糖質制限であり、ごはんなどの主食も量は抑える必要があるものの“食べても大丈夫”。ですから「炭水化物抜き」や糖質をまったくとらない極端な糖質制限とは異なりますが、実際には混同されがちです。また「低GI」と混同されている方も多くいます(右図)。

 しかし、そもそも国民すべてがこれらの言葉の違いを明確に説明できるようになる、というのはとてもハードルが高いことです。だからこそ、ロカボマークというわかりやすい目印があり、難しい知識を覚えなくても、その商品を手にとることによっておのずと健康に、きれいになっていく、という社会を実現させたいと考えているのです。

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