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30~40代から身に付けたい健康習慣

30過ぎたら間食にナッツ 一握りで動脈硬化予防も

東海大・川田医師が提案する30~40代で身に付けたい健康習慣(2)

 二村高史=フリーライター

毎日のヨーグルトが健康を守る

 先に紹介したグラフを見ると、ナッツと同じかそれ以上に、ヨーグルトも体重減少効果が高いことがわかる。だが、乳製品であるヨーグルトは、カロリーが高いというイメージを持っている人がいるかもしれない。

 「ヨーグルトの健康効果のメカニズムについては、まだ研究が進んでいる途中ですが、ヨーグルトが腸内細菌によい効果を及ぼすために肥満が抑えられるのだと考えられています。また、ヨーグルトを食べることでカルシウムの摂取量が増えるために、その結果として脂肪分解が促進されたり脂肪吸収が抑えられたことも関係しているでしょう 」と川田教授は説明する。

 腸内細菌は、最近話題になっているので耳にした人も多いだろう。人間の腸にはさまざまな菌がすみついており、乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌と、大腸菌やウェルシュ菌のような悪玉菌の割合が変化することで、免疫機能や健康状態が左右されることが知られている。最近では、腸内細菌の状態によって、がん治療に使用する化学療法の効果が異なってくるともいわれている。

 「腸内細菌のことを考えると、善玉菌を腸に直接送り込むだけでなく、善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維をとることも大切です。私は、オリゴ糖やはちみつをかけてヨーグルトを食べています」と川田教授。

 一方、人によって腸内細菌の種類や分布が違っているために、ヨーグルトに含まれる菌の種類によって、効果に差があるという。

 「さまざまなブランドのヨーグルトを試してみて、自分に合うものを探してみるのがいいと思います。合っているかどうかを見極めるには1~2週間は同じものを食べ続けたほうがいいでしょう。また、ヨーグルトのほかにも、納豆や漬け物などの発酵食品にも乳酸菌が含まれているので、それぞれどれが自分に合うのかを試してみてください」(川田教授)

 次回は運動について、新しい研究成果を交えて紹介する。

川田浩志(かわだ・ひろし)さん
東海大学医学部内科教授(血液腫瘍内科)、医学博士
川田浩志(かわだ・ひろし)さん 最先端の血液内科診療に日々従事しつつ、アンチエイジング・ドックの面談医も務めるなどアンチエイジング医学の普及にも力を入れている。自らがアンチエイジング実践派で、人生を楽しみ、健康的に生きることを信条としている。その生活指導には定評があり、講演依頼やTV・ラジオ・雑誌の取材も多い。受賞歴:東海大学総長賞(松前重義賞学術部門)など。著書:「医学データが教える 人生を楽しんでいる人は歳をとらない」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
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