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中野ジェームズ修一 遠回りしない体メンテ時短術

ゴルファー必須の最新ストレッチでけが予防

動画で解説! スイングの動きを意識した動的ストレッチ

 松尾直俊=フィットネスライター

 パワフルに働き、健康的な生活を維持するには、正しい運動に加えて、きちんとした食事と休養をとることが大切だ。そこで、著名トレーナーの中野ジェームズ修一氏が誤った健康常識を一刀両断。前回はウォーキングの疲れを残さないための、最低3つのストレッチを教えてもらった。そこで今回は、ゴルフを趣味として楽しんでいる人のために、プレイ前にやっておきたい『動的ストレッチ』について、動画も交えながら解説していこう。

 趣味としてゴルフを楽しんでいる場合、週末に打ちっ放しの練習場に通えば、それなりに運動した気分になる。しかし、打ちっ放しの練習の運動量を厚生労働省の「健康づくりのための運動指針2006」から判断すると、ぶらぶら歩きの散歩と同程度の「3メッツ」でしかない。「週1回の練習と、年に数回コースに出る程度では、日常的に体を動かしているとは言えません」と中野さんはいう。

ゴルフでのケガを防ぐには、事前にスイングの動きを意識した動的なストレッチを行って、背骨周辺の筋肉をほぐしておくといい。(c)Wavebreak Media Ltd-123RF

運動強度は低いが、日常にあまりない動作が特徴

 確かにコースに出れば、それなりに歩いているような錯覚に陥るかもしれない。しかし今はほとんどの人がカートを使って回る。その場合の運動量は「3.5メッツ」。打ちっ放しよりは少し上昇するが、あまり強度が高い運動とは言えない。体力強化のためにゴルフをするというのであれば、ショットの後はせめてボールのところまで歩くという回り方がお勧めだ。

 「ゴルフは他のプレイヤーとの接触プレーがなく、テニスなどに比べたらケガを負う確率も低いので、“軽く体を動かす”運動としては適しているでしょう。ただ、体を“前傾させたまま回旋させる”という、普段の生活ではあまりない動きを伴うので、準備運動はしっかりやるべきです」(中野さん)

 確かに、ゴルフに行って「腰や背中を傷めた」「股関節が痛くなった」という声はよく聞く。その結果、しばらくプレーができなくなったり、体が治っても痛みの再発を恐れて遠ざかってしまったり…。ケガによって、せっかくの楽しみと健康のための運動が途切れてしまってはもったいない。

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