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中野ジェームズ修一 遠回りしない体メンテ時短術

スポーツの前には“準備運動”、それホント?

ジョギングの前なら省略可能、ゴルフでは忘れずに

 松尾直俊=フィットネスライター

パワフルに働き、健康的な生活を維持するには、正しい運動と食事、休養を行うことが大切だ。そこで、著名トレーナーの中野ジェームズ修一氏が誤った健康常識を一刀両断。効率的で結果の出る、遠回りしないための健康術を紹介する。今回は、健康や楽しみのために始める運動について、準備運動が必要なケースといらないケースについて語ってもらった。

 健康のために何か運動しなければいけないのは分かっている。でも、何から始めていいのか分からない…。そんな人も多いことだろう。ましてや日常生活ではほとんど体を動かすことがなく、若い頃に運動経験があっても、長い間遠ざかっているような人にとっては、健康や楽しみのために運動を“始める”こと自体が高いハードルになる。「そういった方は、まず、動ける体を作ることから始めなければいけません」と、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは言う。

スポーツを行う前に準備運動は不可欠か? (c)PaylessImages-123RF

ウォーキング、ジョギングに準備運動は不要

 そこで、まずは動ける体を作ろうと、ウォーキングやジョギングのような有酸素運動、そして筋トレなどを始める人が多い。こうした運動で自分の体が目に見えて変わっていくのが喜びになる人には良いだろう。しかし、動きが単純なので、飽きてしまう人もいる。じゃあ、楽しみながら体を動かせるものへと競技性のあるスポーツに向かうことになるのだが、ただ、そこにも落とし穴がある。

 「運動習慣をつけるためのきっかけとして、健康のためにとウォーキングやジョギングを始めることはお勧めできます。そこに“楽しむ”という要素を加えて、ゴルフやテニス、最近の流行りで言えば軽い登山やハイキングを行うのも良いことだと思います。そんな人たちに『では、運動の前に何をしたらいいと思いますか?』という質問をすると、ほぼ100%『準備運動ですよね』という答えが返ってきます。それは間違った考え方ではありません。でも、実は準備運動をする必要がなく、終わった後のストレッチを重視したほうがいい種目もあれば、準備運動が不可欠なスポーツもあるのです」(中野さん)

 日常生活での活動レベルが低くなっている今、体を動かす時間を作るのは大切なことだ。もし少ない時間でスポーツを楽しみたいのなら、準備運動を必要としないものから始めると長続きしやすいだろう。

 「例えば、ウォーキングやジョギング、軽い登山にハイキングなどは準備運動はいりません。ジョギングなどは、急にハイスピードで走り出すのではなく、ウォーキングから始めて徐々に速度を上げていけばいいのです。軽い登山やハイキングなども同様で、準備運動よりも終わった後の静的なストレッチや入浴などで筋肉をケアしてあげることのほうが重要なのです」(中野さん)

 これらの種目は“歩く”という日常生活の動作の延長線上にあるもの。始める前に、特別な動的ストレッチなどの準備運動は必要ないのだ。それよりも、終わった後に静的ストレッチで伸ばし、入浴で血行を良くして、筋肉を動かすことで蓄積した代謝物の排出を促したほうが、疲労回復やケガの予防になる。

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