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もう迷わない! 人間ドックのメニューと施設はこう選ぶ

肺がん・胃がん検診 オプション検査はこう選ぶ!

第2回 喫煙者でなくても胸部CTは必要? バリウムと内視鏡ならどっち?

 梅方久仁子=ライター

 三井記念病院総合健診センター特任顧問で日本人間ドック学会副理事長の山門實氏の話を聞いていく「人間ドック特集」の第2回は、さまざまながんのオプション検査について詳しく紹介しよう。皆さんご存じの通り、今や2人に1人ががんになる時代。人間ドックを受ける最大の理由は“がんを早期発見できること”にあるといっても過言ではないだろう。では、肺がん、胃がんのオプション検査はどのようにして選ぶべきか? まずは、肺がんから見ていこう。

  本特集の内容
   第1回 人間ドックの受け方・選び方、基本的な考えは?
   第2回 人間ドックのがん検診、オプション選びのコツ
       【肺がん・胃がん】             
   第3回 人間ドックのがん検診、オプション選びのコツ
       【大腸がん・乳がん・前立腺がんほか】    
   第4回 メタボが気になる人はドックで調べておきたい、
       脳と循環器系の状態            
   第5回 人間ドックの施設選び、3つのチェックポイント

【肺がん】胸部X線撮影をベースに、高リスクなら胸部CT検査も

 がんの中でも、際立って死亡数が多い肺がん(男性1位、女性2位)(下図)。日本人間ドック学会が定める基本検査項目では、肺がんのチェックとして、2方向からの胸部X線撮影を実施する。

各がんの死亡率(人口10万人対の死亡数)の推移(人口動態統計より)
[画像のクリックで拡大表示]

 「2方向からの胸部X線撮影で、ほとんどの肺がんは発見できます」と山門氏は言う。「正面と側面の2方向から撮影すれば、例えば心臓の裏側など、正面からだけでは隠れた部分にがんがあっても見逃しません。また、現在は、X線検査もフィルム撮影ではなくデジタル撮影が主流になっています。デジタルでは画像を拡大したり白黒反転したりと見やすく加工できるので、フィルム撮影の時代に比べて格段に病変を見つけやすくなりました。それでも、がんの中には薄くスリガラス状に広がるものなど、見つかりにくいタイプのものもあります。肺がんのリスクが高い人は、オプションで胸部CT検査を受けることをお勧めします」(山門氏)。

 なお、自治体が実施する肺がん検診では、胸部X線撮影は前方1方向からなので、補う意味で喫煙者など肺がんのリスクが高い人には喀痰細胞診(痰の中にがん細胞が存在するかどうかを調べる検査)も実施する。

 肺がんのリスクが高いのは、喫煙者と、2親等以内に肺がんになった血縁者がいる人だ。いまはタバコを吸っていなくても、禁煙してから10年以内の人や、家庭や職場で継続的に受動喫煙のある人もハイリスクと考えよう。また、職業柄、アスベスト(石綿)など発がん性のある化学物質を吸い込む機会の多かった人も、肺がんのリスクが高いとされる。

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