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インフルエンザ総特集

インフルエンザ流行が拡大中、9歳以下が40%と最多

推定患者数は約20万人、既に脳症が6例発生

 三和護=日経メディカル

2017年~2018年シーズンのインフルエンザ流行速報から、知っているようで知らないインフルエンザの基礎知識まで、この特集で一挙解決! インフルエンザ流行マップはこちら毎日更新中です。

 インフルエンザの流行が拡大している。12月10日までの1週間(第49週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は2万人を超え、定点当たり4.06人と前週の2.58人から増加した。国立感染症研究所(以下、感染研)によると、推計患者数は約20万人で、うち9歳以下が40%、10歳代が20%と低年齢層を中心に感染が広がっている。重症例も目立ってきており、インフルエンザ脳症は48週までに6例が報告され、うち5例は10歳以下だった。

 流行地域も拡大し、全域で流行の目安である定点1人を超えた自治体は45都道府県となった。長崎県は定点報告が10.51人と注意報レベルとされる10人を超え、今季初めての注意報を発表した。沖縄県(7.07人)、大分県(6.84人)、愛媛県(6.46人)、宮崎県(5.88人)、福岡県(5.79人)などと続いている。

 感染研によると、推定患者数は約20万人で、9歳以下が40%と最多だった。10歳代が20%、30歳代と40歳代が10%で続いている。20歳代、50歳代、60歳代、70歳以上はそれぞれ5%だった(図1)。

図1 年齢層別に見たインフルエンザ推定患者数
(国立感染症研究所の感染症発生動向調査を基に作成)
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インフルエンザ脳症の報告も

 感染研がまとめている感染症発生動向調査を基に、全数把握疾患である急性脳炎のデータをピックアップし、インフルエンザが原因の症例を集計した結果、第48週までの累計で、インフルエンザ脳症例は6例となった。第44週(10月30日~11月5日)以降、5週連続で報告されている。報告時死亡例は、出ていない。

 年齢別では、1歳が2例、6歳が1例、10歳代が2例と1歳以下が多く、50歳代も1例報告されている。ウイルスのタイプは全てA型だった。

図2 インフルエンザ脳症の報告数の推移
(国立感染症研究所の感染症発生動向調査を基に作成)
[画像のクリックで拡大表示]

 なお、インフルエンザの流行ウイルスは、感染研のインフルエンザウイルス分離・検出速報によると、直近の5週間(45~49週)でA/H1N1pdm09が164件で最多だった。B型が54件、A/H3N2は31件だった。A/H1N1pdm09が66%を占めており、流行の主流となっている。ただし、地域によってはA/H3N2が主流のところも散見されており、注意が必要だ。

この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。
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