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インフルエンザワクチンが不足、「13歳以上は原則1回接種に」

厚労省が都道府県に要請、大量予約の自粛も呼びかけ

 古川湧=日経メディカル

 インフルエンザの予防接種の季節がやってきた。今シーズンは、インフルエンザワクチンの製造予定量が昨年度使用量を下回っていることから、ワクチン不足が懸念されている。厚生労働省は9月15日、季節性インフルエンザワクチンの供給についての通知を発出し、例年以上に効率的にワクチンを使用することを要請している。

 通知では、13歳以上の者がワクチン接種を受ける際に、医師が特に必要と認める場合を除き、接種回数を原則1回にすることを求めている。国内で流通しているインフルエンザワクチン製剤の用法用量は全て「13歳以上の者については、0.5mLを皮下に、1回またはおよそ1~4週間の間隔をおいて2回注射する」となっており、13歳以上にワクチン接種を1回で行うことは適応の範囲内であることを強調している。

 1本に数回分の薬液量がある製品については、当日中に全て使用するなどの注意事項に配慮しつつ、効率的に使用するよう求めた。また、昨シーズンはシーズン終盤でワクチンの返品があったことから、必要以上に多量の予約・注文は行わないよう要請するとともに、今シーズンに返品を行った医療機関などは公表する可能性があると警告した。

 インフルエンザワクチンには、A型2種類(H3N2、H1N1)、B型2種類(ビクトリア系統、山形系統)の計4種類が含まれる。このうちH3N2については、2017年度製造株(その年の秋冬に流行することが予測され、ワクチン製造に用いられる株)がうまく増殖せず、増殖効率が昨シーズンのワクチン株と比較して約3分の1と著しく悪かったため、途中で別の株に変更。株の変更によりワクチンの製造開始が遅れたことで、製造量不足が生じたとみられる。

 7月31日時点における製造見込み量は約2528万本(1mLを1本に換算)で、昨年度の使用量である2642万本を下回っている。ただし、上記のような対策(13歳以上への1回接種など)が十分に講じられれば、昨年度と同等程度の接種者数を確保できる見込みという。

■関連サイト(厚生労働省)
関連法令・通知・事務連絡(季節性インフルエンザワクチンの供給について)

この記事は、日経メディカルに掲載された記事を再編集したものです。
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