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研究者に聞く!話題の「水素水」の効用と選び方

水素が悪玉の活性酸素を消して疲労回復、メタボ予防にも効果

 

医療の現場でも注目を集める「水素水」とは?

水素水は、アルミパウチ入りの、清涼飲料水の表示があるものを選ぶこと。(©ginasanders 123-rf)

 スポーツ選手やモデルが取り入れていることからも話題を集める「水素水」。そもそも水素水とは、水素(H2)が溶け込んだ水のこと。水素には抗酸化作用があり、紫外線による肌ダメージ、疲労、メタボなど、あらゆる酸化による影響を抑えることが分かってきており、健康や美容、医療の現場でも注目されている。昨今では市場に多くの商品が出回っているが、製造方法やパッケージによって水素の溶存率にバラつきがあるので注意が必要だ。

水素水の効用

 では、水素は体内でどのように作用するのだろうか?水素研究の第一人者、日本医科大学大学院医学研究科の太田成男教授は、「水素は体内で活性酸素と反応して無害な水に変化する。特に水素には、酸化力の強い“悪玉活性酸素”のみに反応して消去する働きがある。血管を作ったり、神経機能や免疫力を高めたりする有益な“善玉活性酸素”は消去しない」と解説する。

 これにより体全体の臓器の機能を高め、「紫外線によるシミやシワの予防、疲労回復、免疫力アップなどの効果が期待できる」(太田教授)という。

 また、水素水はダイエットメタボ予防にも効果を発揮(*)。「脂肪燃焼を高めて脂質代謝を促す作用がある」(太田教授)。そのほか、動脈硬化や糖尿病など酸化による病気を予防する効果が多数報告されており、医療分野での活用も期待される。また、薬と異なり副作用の心配がないのも魅力だ

*肥満系統のモデルマウスに、エサと一緒に水または水素水を3カ月間与えて比較したところ、水素水を飲んだマウスは、飲む前と同じ量を食べても内臓脂肪、皮下脂肪ともに減少し、筋肉量は増えていた。さらに血液中の中性脂肪が減り、血糖値も下がった。(データ:Obesity;vol19(7),1396-1403,2011)
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