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私の「カラダ資本論」

1日20時間の激務でも体を壊さなかった理由【ネクスト井上氏】

第1回  ストレスを溜め込まず、自分も周囲もポジティブでいられる秘訣

 井上高志=株式会社ネクスト社長

 仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム、今回は不動産情報サービス業のネクスト・井上高志社長のカラダ資本論を紹介する。第1回目はストレスを溜め込まず、自分も周囲もポジティブでいられる秘訣について。

創業当初は1日20時間働いて睡眠時間は2時間、それでもストレスは感じませんでした。
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 社長業は心身ともにタフな仕事で、健康でなければ務まりません。ただ、私の場合はもともと体が丈夫なので、相当な無理をしてもビクともしない。ですから、食事や睡眠、運動といった一般的な体調管理のための健康法は、実は特にないんです。その代わり、人間ドックでの検診は1年に3回は受けていて、もし何かあった場合には、早期発見・治療ができるようにしています。

 一方、私が日頃から重視しているのは「心」の健康です。私は病気や不調の多くはストレスが引き起こすもので、心が健康でストレスのない状態であれば、体も自ずと元気でいられると考えています。ネクストの創業当時を振り返ってみても、まさに心身は表裏一体だと思えますね。

志と使命感があれば、ストレスは感じない

 私がリクルートを退社して起業したのは、26歳のときでした。当初は営業や経理からウェブサイトの制作などまで、すべて1人でこなしていました。営業以外は経験も知識もほとんどなく、入門書や参考書を読みながら実践で学んでいったので時間もかかる。それでも納期があるので、やるしかない。1分1秒を惜しむくらいの集中力で、毎日20時間は働きました。そんな生活が1年半ほど続いたでしょうか。その間、休日は一切なし。睡眠時間は1日2時間でした。

 そんなハードな生活をしていても、体を壊さなかったのは、ストレスがなかったからでしょう。私は創業当時から「不動産業界の変革」を志し、「自分がやらなければ誰がやるんだ!」という“勝手”な使命感を持っていました。「自分が1日休めば、不動産業界の改革も1日遅れてしまう」というくらいに(笑)。

 それに、起業したからには、自分の限界まで力を振り絞る。たとえ失敗したとしても、「ここまでやってもダメだったなら仕方がない」とあきらめがつくレベルまでやりきろうと決めていました。人から見れば大変な状況でも、自分のやりたいことに集中的に取り組んでいるときは、気力も体力もみなぎっていて、ストレスを感じることもないのでしょうね。

 以前、ある大学教授から「井上さんは忙しいのに、すごく健康そうだね。どうして?」と聞かれたときも、私は「ストレスがないからじゃないでしょうか」と答えました。すると教授は「なるほど」と納得していました。「ストレスの多い役員や中間管理職は体を壊す人も多いけれど、社長は好きなことばかりしているから元気なんですね」と。私も確かにその通りかもしれないと思いました。

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