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私の「カラダ資本論」

「シェー」のポーズで腰の衰えを防ぐ【川淵三郎さん=日本サッカー協会最高顧問】

第2回 日常の中で簡単に実践できることは何でも取り入れる 

 野地秩嘉=ノンフィクション作家

仕事においては、やはりカラダが資本。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日頃からの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術について、「食事」「運動」「スポーツ」「睡眠」「ストレスマネジメント」「やりがい」など様々な切り口で紹介する。新連載に登場してもらうのは、「キャプテン」の愛称でも親しまれてる、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎さん(78歳)。根っからのアスリートで、スポーツマネジメントのプロであり、しかも教育者、指導者だ。川淵さんが語る、「私の『カラダ資本論』」とは。

「ああそうか、仕方がないな」という状態になっていればいいんだ

 川淵三郎(78歳)さんは、長い間、人間ドックに行ったことがなかった。

 「家族から『成人病(生活習慣病)の検査を受けなさい』って言われ続けていたけれど、長い間、行かなかった。行きたくないし、行ったって仕方がない。オレは医者から『手遅れですよ』と言われて、『ああそうか、仕方がないな』という状態になっていればいいんだ。何年も医者に通うとか、手術を繰り返すなんてことはやりたくない。致命的な疾患が見つかったら、その時はその時だと思いたいね(笑)」

ラウンドするときは同伴プレーヤーをはじめ、皆が心地よくラウンドすることを心がけるという川淵三郎さん(78歳)。
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 本人はこのように主張してきたのだが、家族が許さなかった。「お父さん、いい加減にしなさい」ということで、1年に一度だけは検査を受けることになった。

 「病院へ行くのは1年に1回だけ。薬やサプリメントは一切、飲まない。痛風になったことがあるので、その薬だけは飲んでいるけれど、それ以外は健康食品のお世話になったことすらない」

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