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中村紘子「がんが治っても、ピアノが弾けなくなるのは困る」

入院中も頻繁に帰宅してピアノの練習

 中村紘子=ピアニスト

ピアニストの中村紘子さんは、2014年2月に腸閉塞の手術を受けたときに、大腸がんが発見されました。腹膜のがん細胞はすべて取り切れず、抗がん剤の副作用に悩みながらも、中村さんは演奏活動を続けています。そのパワーは、どこから生まれてくるのでしょうか。自身も肺がん患者である日経BP社の山岡鉄也が、耳を傾けました。(インタビュー収録日:2015年7月27日)

「お腹の中に分厚い本が入っているような違和感」

最初は腸閉塞で手術を受けられたとお聞きしました。どんな様子だったのですか。

中村紘子さん

中村 2013年の11月くらいから、仕事でヨーロッパを旅行していたんです。ドイツとかポーランドのお料理は、すごくこってりしていて、おいしくて、量が多いの。食いしん坊な私は、つい全部食べちゃって。そうしていたら、お腹の中に、なんだか分厚い本が入っていて、その角がごつごつあたるような違和感があったんです。

 年末に帰国してから近所のクリニックに行ったら、胃薬と整腸剤を出してくださったんですけど、効かないんですね。1月4日のニューイヤーコンサートの前の晩に調子がおかしくなって「これはやばいかな」と思ったんですけど、不思議と当日になると痛みがなくなって。「あら、よかったわ」なんて、けろっとして演奏していました。

 ところが、2月9日の夜に、ひどく具合が悪くなってしまったんです。翌日は私のデビュー55年にあわせて、コンチェルトを2曲弾くことになっていました。これはちょっと困ったなと思っていたら、お友達の娘さんがA病院で内科医をしているので「娘に電話してみたら?」と勧めてくださって。夜の10時半くらいになっていましたが、電話したら、「すぐにA病院の救急外来に来てください」と。

 私は「明日はコンサートなので、お薬だけもらえれば」と言ったのですが、「いえ、すぐ来てください」というのでしぶしぶ行ったら、夜中にレントゲンやらなにやら調べてくださって、「腸閉塞ですから、このまま入院してください」と言われてしまいました。

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