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天野慎介「病院によって、がん治療の質の差はまだあります」

5大がんでも標準治療ができていない現実

 天野慎介=一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン理事長/一般社団法人 全国がん患者団体連合会理事長

がんの病状は個人差が大きく、治療法が複数あり、さらに患者一人ひとりの価値観も異なります。がんと診断された直後から、患者は自分の病気を理解し、さまざまな情報を取捨選択する人生が始まります。自身も肺がん患者である、日経BP社の山岡鉄也が、がんと向き合った人々に話を聞き、後悔しない人生を送るためのヒントを紹介していきます。

 天野慎介さんは悪性リンパ腫を発症した後、がんに対する誤解にたびたび直面しました。いまだ根深く残る誤解や偏見をなくすために、がんについて触れる機会を増やすことがカギだと主張します。また、均てん化が進んだといわれているがん治療でも、病院により明らかな差がある事実を知り、愕然としたといいます。

「家族ががんになると、娘の嫁入りに影響が出る」という偏見

天野さんは27歳でがんになったことで、依然として、がんに対する様々な誤解があることを実感したそうですね(1回目インタビュー:「私だって好きでがんになったのではない」)。

天野慎介さん

天野 はい、がん患者に対する差別や偏見は、厳然として残っています。

 例えば、「父親ががんになったことを近所に知られると、娘の結婚話に影響が及ぶので、家族から遠方の病院に入院してほしいと言われた」「がんと診断されて以降、夫婦の性交渉がなくなったのは、ご主人のがんがうつると奥さまが思い込んでいたから」などの話があります。もちろん、これらは誤解に基づいた差別や偏見です。

 がんでない人は、正しい知識がないために、何が誤解なのか、こういったやり取りが偏見や差別に当たるのか、わからないのだと思います。厚生労働省の担当者ですら、今お話ししたエピソードが載っていた新聞記事を見せた際、「ショックを受けました。がん対策では社会的な視点も必要ですね」と答えたくらいですから。

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