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脅威はMERS以外にも 感染症「耐性菌」が出現 

日本、専門家養成急ぐ

 日本経済新聞電子版

韓国での中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)を巡る混乱は、世界中のどの国も感染症の脅威と無縁ではない現実を浮き彫りにした。昨年から今年にかけては、西アフリカでエボラ出血熱が流行し、日本も対応に追われた。グローバル化で人の行き来が活発になるなか、抗生物質が効かない薬剤耐性菌など新たな感染症の脅威も指摘され、専門家は「日本国内でも備えを急ぐべきだ」と訴える。

韓国からの乗客にMERSへの注意を呼び掛けるパネル(6月11日、羽田空港)
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 「日本でもMERS患者が発生する可能性は否定できない」(大石和徳・国立感染症研究所感染症疫学センター長)。韓国では5月に初の感染が確認されて以降、MERSコロナウイルスにより30人以上が死亡。日本でも空港で入国者に注意を促すなど水際対策が強化された。

 MERSコロナウイルスは2012年にサウジアラビア人の患者から初めて確認された。ヒトコブラクダが感染源とみられ、発症者は発熱やせきなどの症状が出て、肺炎を起こす。高齢者や糖尿病などの持病がある人は重症化する。

 大石センター長によると、MERSウイルスは人から人への感染力は通常のインフルエンザより弱い。ただ韓国では初動で患者を隔離するなどの対策が十分でなく、医療機関内で感染が広がった。大石センター長は「医療機関と自治体が連携して感染が疑われる人を迅速に見つけ、隔離して診断する対応が何より重要」と指摘する。

 昨年来、MERSやエボラ出血熱の脅威は日本でも知られるようになったが、感染症はこの2種類にとどまらない。世界保健機関(WHO)の定義では、新しく認知され、公衆衛生上問題となる「新興感染症」は1970年代以降、30種類以上出現している。MERSやエボラ出血熱のほか、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)、クリプトスポリジウム症、エボラに似たウイルス性出血熱で主にアフリカで発生するマールブルグ病、ラッサ熱などがある。

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