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トピックス from 日経電子版

皮膚にプツプツじんましん かゆみは冷やして抑える

 日本経済新聞電子版

体質に合わないものを食べたり、衣服で肌がこすれたり、汗をかいたり。じんましんは様々な原因で起こる皮膚症状だ。なかには早めに専門家に相談した方がいい場合も。生活習慣改善で予防できることも多い。

(©teeramet thanomkiat-123rf)

 突然、皮膚がかゆくなり、赤い膨らみがプツプツできはじめる。やがて、膨らみ同士がくっついて、ミミズ腫れのようになる。

 典型的なじんましんだ。このとき、皮膚の内部では何が起きているのだろう。横浜市立大学病院(横浜市)皮膚科の猪又直子准教授は「じんましんが出る仕組みには、真皮という部分に存在し、免疫に関わる肥満細胞が影響している」と話す。マスト細胞とも呼ばれ、肥満とは関係ない。

 肥満細胞は、何らかの刺激を受けるとヒスタミンという物質を放出する。すると毛細血管が広がって皮膚が赤くなる。このとき、毛細血管からは血液成分の血しょうが漏れ出す。皮膚組織はあたかも水びたしのような状態となり膨れ上がるのだ。これがプツプツの正体。さらに、ヒスタミンは真皮の知覚神経を刺激し強いかゆみを生じる。

 刺激になるものは、実に様々ある。食品などによるアレルギーの例としては、そばなどの穀類、エビ、カニなどの甲殻類がよく知られている。

 また、鮮度の落ちたカジキ、ブリなど赤身魚や青魚を食べたとき、食中毒としてのじんましんを起こすこともある。魚に含まれるヒスチジンというアミノ酸が細菌の働きでヒスタミンに変わり、それを食べることによってじんましん、頭痛、嘔吐(おうと)などを起こすというものだ。

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