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生活習慣から痔を防ぐ 食物繊維と水で腸内を調える

座りっぱなし、重たい荷物もリスク

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大腸がんも疑う

 ただし「無痛の出血には大腸がんによるものもあり、痔だと思い込んでいると見落とすことも」(佐原センター長)。痔だと鮮血、がんは黒ずんだ血などと言われることもあるが素人判断は禁物だ。排便時の出血が続いたら、肛門科や消化器科などを受診、大腸内視鏡検査を受けた方がよい。

 普段の生活では清潔を保つ。温水洗浄便座での洗浄は有用だ。痔の人が、トイレットペーパーでの拭き取りから温水洗浄に替え、薬が不要になることもある。ただし、使い過ぎれば皮膚のバリア機能が損なわれるなど、別の悪影響もありえる。

 佐原センター長は「軽度で生活に支障がなければ、慌てずに生活習慣を見直してみるのもよい」と話す。突然の痛みが出た場合は横になるなどし全身の力を抜くほか、脱出物があるなら清潔にして押し戻す。

 ただ、大量の出血は貧血を起こすこともあるので気をつけたい。カット綿などを患部に当てて横になって休んだ後、受診を考える。痛みが強い場合も受診しよう。座薬や塗り薬、便を軟らかくする飲み薬を使う。薬で不十分なら手術が必要になることもある。

 診察の際は、排せつ後の肛門の状態を写真に撮ると役立つこともある。食べた物と便の状態など、自分で生活をチェックするよう心掛けたい。

痛みを和らげたい場合は…

 痔を手術せずに温存する場合、家庭で痛みを和らげる方法は痔の種類によって異なる。痔核(いぼ痔)や裂肛(きれ痔)なら、基本は温める。できればシャワーではなく、お尻をぬるま湯につけるなどする。風呂に入れないほど痛みがひどい場合は、温めたぬれタオルを患部に当てるなどするとよい。

 痔ろうの場合は、下痢を減らして清潔にしておくこと。特に化膿(かのう)して腫れている時は温めると逆効果だ。痔ろうは市販の医薬品などでは治せない。医療機関を受診する必要がある。

 また、外に出た痔が下着でこすれるなどしてかゆくなることがある。温水で洗い清潔を保つ。

(ライター 塚崎朝子)

[NIKKEIプラス1 2017年2月25日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「健康づくり」からの転載です。
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