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「履きやすい靴」が「足の健康にいい靴」ではない 

靴選び 5つの「NGあるある」

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 崩れた足のアーチを改善するためには、毎日の歩きを支える「靴」の役割が重要。しかし、むしろ足の崩れを加速させる「“ダメ靴”を履いている人があまりにも多い」と、足の健康と靴の関係に詳しい吉田龍介さんは言う。「履きやすい靴」が「いい靴」ではない。

(c)KAMON ATTHAPRAJONG-123rf

 幅が広い、軽くて軟らか、クッション性がある……などを靴選びで重視している人は要注意。「一見足に優しそうな靴が、足の骨格を崩す原因になることは多いです」(吉田龍介さん)

 特に要注意なのが、幅の広い靴。指の付け根が靴に触れるのを嫌い、実際の足幅より広い靴を履くと「足が前方に滑り、爪先が当たって痛みを感じやすい」。さらに怖いのは、幅広の靴を履き続けると足の骨格が潰れて、地面からの衝撃を吸収するアーチを崩してしまうこと。そうなれば外反母趾(ぼし)や膝痛、腰痛、肩凝りなど、全身のトラブルを招きかねない。

 「靴の幅は足幅に合ったものが理想。最初は締めつけ感があっても、アーチの潰れを防げ、また靴の中で足が泳がないため、歩きやすくなる。そもそも多くの人は、自分の正しい足のサイズを把握していないので、専門店で一度計測してもらってください」

 他にも、歩行を正しくサポートするためには、かかとの周囲の適度な硬さや、靴裏の屈曲する位置などが重要になる。ただし、これら「いい靴」の条件をすべて満たす靴は実際には少ないと、吉田さん。「いい靴」と「ダメな靴」との違いを理解し、ダメ要素が極力少ない靴を賢く選ぶようにしたい。

NGあるある 1 自分の足の正しいサイズを知らない

サイズ(足長)とワイズ(足囲)を実測しよう

 「自分の足の実寸」は意外に把握していないもの。まずは靴店などでサイズ(足長)とワイズ(足囲)を計測しよう。サイズの実寸に0.5~1cmの「捨て寸」を足した数値が、選ぶべき靴のサイズ。「捨て寸が必要なのは、着地時にアーチが伸びるのに伴い、指先も前方に伸びるため。捨て寸が適正なら、指が靴に当たって圧迫されることもない」(吉田さん)。サイズとワイズは家庭用メジャーでも計測が可能。

ワイズ(足囲)
親指と小指の付け根の出っ張った部分を通るよう、1周させる。ややきつめに締めて測る。
サイズ(足長)
かかと~一番長い指先を測る。自分で測る場合は、かかとを壁に当てると正確に測れる。

NGあるある 2 幅は広いほど足にいい

幅が広過ぎる靴はアーチを崩す原因に

 「ゆったりしていると楽そう」と、幅広の靴を選びがちだが、「自分のワイズよりゆったりし過ぎる靴を履き続けると足が広がり、アーチが崩れる恐れも」。ワイズがきちんと合った幅の靴を選べば、アーチがさらに潰れるのを防げる。また、靴の中で足が泳いでしまう状態が是正され、歩行も楽になる。「日本人の足は幅広」とよくいわれるが、それは下駄履きが日常だった昔のこと。現代は細めの人も多い。

足のサイズ・ワイズ表(一部抜粋)
例えば、足長23cm、足囲21cmの女性のワイズはB
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