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夏に多い痛風、あなたの危険度をチェック!

痛風の発症を予防する方法とは

 芦部洋子=フリーライター

夏は、痛風の発作が増える季節だ。痛風は、紀元前4世紀にはヒポクラテスが詳細に記載するなど、最古の生活習慣病とも言われる。痛風の原因や予防法を知り、生活習慣を改善しよう。

プリン体のとり過ぎが一因に

夏は痛風の発作が起きやすい(©Alice Day/123RF.com)

 痛風と言うと問題視されるのが「プリン体」だが、そもそもプリン体とは何だろう。「プリン体は悪者だと思われやすいが、実はすべての生物を活動させるために欠くべからざる物質。遺伝子をつかさどるDNAの半分はプリン体からできています」と言うのは、東京女子医科大学教授で附属膠原病リウマチ痛風センター所長の山中寿さん。山中さんによると、プリン体はエネルギー源にもなるほか、イノシン酸といううまみ物質の構成成分でもある。

 しかし、命の源ともいえるプリン体も、とり過ぎには注意しなくてはならない。プリン体は分解されると最終的に尿酸になり、腎臓から排出される。プリン体をとり過ぎたり、尿酸の産生量の増加や、尿酸の排泄量の減少が起こると、血液中の尿酸値が上がり、高尿酸血症となり痛風が引き起こされる。高尿酸血症とは、血清尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態で、この状態が長く続くと痛風の原因となる。

 尿酸値が増える要因としては、プリン体のとり過ぎ、筋トレなどの激しい無酸素運動、果糖のとり過ぎ、ストレス、ある種の薬剤の影響などがある。また、尿酸の排出量減少の要因には、メタボリックシンドローム、内臓脂肪の蓄積、飲酒、絶食、脱水などが挙げられる。このように、多くの生活習慣が尿酸値を上げる原因となっているのだ。

 「例えば、夏に激しい無酸素運動をして、汗をかいて脱水になると尿酸値が上がります。その上、運動後にプリン体を多く含むビールを飲めば、尿酸値はさらに上昇します。このように尿酸の増加の連鎖が起こりやすいために、夏に痛風の発作が増えるのです」(山中教授)

 また、肥満やメタボシックシンドロームの人が増えているためか、痛風の患者数は年々増加しており、そのほとんどが男性だという。尿酸値には女性ホルモンが関係しており、女性の尿酸値は男性より低いためだ。

 では、あなたの健康状態や生活習慣は、痛風や高尿酸血症を引き起こす心配はないだろうか? 次ページにある山中教授作成のチェックリストで調べてみよう!

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