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食中毒4つの盲点、お刺身よりも“半生のひき肉料理”に注意!

原因は直前に食べたものとは限らない

 加納さゆり=医療ライター

自力で水分をとれなくなったらすぐに医療機関へ

 実際に食中毒と思われる症状が出たときには、まず十分な水分補給が大切だ。「下痢がまた起きるのでは…」という不安から水分を控える人もいるが、脱水症状を引き起こすため、危険だ。一回の下痢でおよそ200mLもの水分が排出されている。

 なお、下痢がひどいと一時的に血圧が下がり、排便時にショック状態になることもある。そのままトイレで倒れて意識を失ってしまうということも少なくないという。「ふらつきや発熱、血便・血尿が出る、水分を摂ることができなくなった、などの場合にはすぐに病院を受診してください。自力で移動できなければ、救急車を呼んでもいいでしょう」(鳥居氏)。

 病院では、点滴などによる水分補給と同時に、問診から食中毒の原因が何か見当を付け、細菌性が疑われる場合は抗菌薬などが投与される。なお、受診の際、嘔吐したものや下痢をしたものを写真にとって持参すると、医師の診断の助けになるという。「状態や量、どんなものがその中に入っているか、出血の有無といったおおまかな情報が得られます」(鳥居氏)。

 食中毒にかかってしまった場合、症状が悪化する前に病院を受診しよう。

  • お刺身は基本的に安全だが、サバやヒラメの刺身には注意
  • 中まで火が通っていないひき肉料理にも注意
  • 食中毒かな?と思ったら、2~3日前に食べたものにも注目する
  • 下痢のときは必ず十分な水分を摂取する
  • 水分が摂れなくなったり、血便・血尿が出たり、発熱したら危険なサイン。すぐ病院へ
鳥居 明さん
鳥居内科クリニック(東京都世田谷区)院長
鳥居 明さん 昭和30年生まれ。東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大学院博士課程終了。神奈川県立厚木病院医長、東京慈恵会医科大学附属病院診療医長、東京慈恵会医科大学助教授を経て、鳥居内科クリニックを開設。現在東京慈恵会医科大学第三病院非常勤診療医長を兼任。
日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医。
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